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ミライデザインラボ

室長ブログ

【要注意】中学で成績優秀だったのに、高校で伸び悩む生徒の共通点とは?

「うちの子、中学校のときは特に勉強しなくても成績が良かったのに、高校に入ったら急に伸び悩んで…」

塾には、 保護者の方からのご相談がよく寄せられます。特に、偏差値60を超えるような進学校に合格したお子さんを持つご家庭に多い悩みです。

「地頭が良いから大丈夫」と思っていたはずが、なぜこのような状況に陥ってしまうのでしょうか。実はそこには、多くのお子さんに共通する「落とし穴」が存在します。

なぜ中学までは「地頭」で通用してしまうのか?

結論から言うと、公立中学校で学ぶ内容は、高校の学習に比べて非常に基礎的だからです。

もちろん、中学校の学習内容はすべての土台となる重要なものばかりです。しかし、いわゆる「地頭の良い」生徒、つまり理解力や記憶力が高い生徒は、授業を聞いているだけで内容のほとんどを理解し、定期テストでもそこそこの点数を取れてしまいます。

  • 勉強は嫌いだけど、授業だけで理解できてしまう。
  • テスト前に少しワークをやるだけで、高得点が取れてしまう。
  • 自分は「やればできる」と信じている(しかし、本気でやったことはない)。

こうした成功体験が、「自分は勉強しなくてもできる」という自信につながります。しかし、この自信が、高校での大きな壁となって立ちはだかるのです。

高校の勉強は「量」も「質」もケタ違い

高校、特に進学校での学習は、中学校とは比較になりません。

  • 学習量:教科数が増え、各教科で学ぶべき知識量は爆発的に増加します。英単語一つをとっても、中学の比ではありません。
  • 学習の質:単純な暗記だけでは通用せず、深い思考力や応用力が求められる問題が中心になります。数学は一気に抽象的になり、古文・漢文といった新しい科目も始まります。

中学時代に「地頭」だけで乗り切ってきた生徒は、この急激な変化に対応できません。高校1年生の最初のうちはなんとかついていけても、毎日コツコツと努力を重ねるクラスメイトとの差は、夏休みを過ぎる頃から徐々に、そして確実に開いていきます。

結果として、「あんなにできたはずなのに…」とプライドが邪魔をして、わからないことを質問できないまま成績は頭打ち、もしくは下がり始めてしまうのです。

最も重要なのは「地頭」ではなく「学習習慣」

では、高校で、そしてその先の大学受験で本当に必要になる力は何でしょうか。

それは、生まれ持った「地頭の良さ」ではありません。**毎日コツコツと机に向かい、自分の課題と向き合う「学習習慣」**です。

地頭の良さは、スタートダッシュで有利に働くかもしれません。しかし、高校からの長い学びの道のりは、短距離走ではなくマラソンです。正しいフォーム(学習法)で、毎日走り続ける(学習習慣)体力のある人だけが、最後まで走り抜くことができます。

ミライデザインラボが「学習習慣」の確立をサポートします

私たちミライデザインラボは、単に答えを教えるだけの塾ではありません。コーチングをベースとした対話を通じて、生徒一人ひとりが**「自分に合った勉強のやり方」を見つけ、それを継続するための「学習習慣」を身につける**ことを最も大切にしています。

  • 「やらされる勉強」から「自ら学ぶ」へ
  • 「わかる」を「できる」に変える個別カリキュラム
  • 一生の財産となる「自立学習」の力を育む

もし、お子さんが「中学まではできたのに…」と悩んでいたり、「勉強のやり方がわからない」と感じていたりするなら、それは決して能力が低いからではありません。正しい学習習慣が身についていないだけなのです。

手遅れになる前に、ぜひ一度ミライデザインラボにご相談ください。コーチングに基づいた無料学習相談で、お子さんの可能性を最大限に引き出すお手伝いをさせていただきます。

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