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ミライデザインラボ

室長ブログ

お子さんとの関わり方を改善する / コーチング研修

先月から「お子さんとの関わり方を改善する」ことを目的としてコーチング研修を開講しています。お父さんお母さん向けです。

コーチングという関わりは、そもそも「目標達成をよりはやく、よりクオリティ高くするために潜在能力を引き出す関わり」で、企業エグゼクティブやアスリートたちと契約を結ぶプロコーチの専売特許でしたが、近年日本の多くの企業にも導入され始め、上司と部下や先輩後輩の関わりのひとつとして取り入れられることが増えてきました。

一方で、プロコーチのように振る舞うことはとても難しく、上司と部下、あるいは親と子のような近い関係性においてコーチングを用いようとすれば、反対に望ましくない結果を生み出してしまう事例も少なくありません。

そういった近しい関係性においても有効に働くコーチングを10年以上も模索していた身としては、これでコーチングが使えない技術と考えられてしまうことを忸怩たる思いでみているわけですが、でもそれならいっそ親子で使えるコーチングを教えてみたらどうだろう?と考え、これを研修として販売しております。

オンラインで1人から8人ぐらいを対象に行っているのですが、多くのお母さんたちの目の色が変わっていくのが頼もしくもあり、うれしくもあり、これはぜひとももっとたくさんのひとに知ってもらいたいなーと思っています。

僕が教えているコーチングは、親と子の関係を良好にし、お子さんの成長において効果性の高いものにします。お子さんの目標達成をサポートすることに特化するというよりも、主眼は大枠での成長、すなわち主体性を持ち自立した人間になることを支えるものです。普段のコミュニケーションの改善、向上にも寄与しますし、なによりお父さんお母さん自身にとっても、人間関係を良好にしたり、社会においての自身の立ち位置などをよく考えたりするきっかけになるでしょう。

中高生から大学生まで、多感な時期、悩み多き時期のお子さんをサポートするための必須スキルと言っても過言ではありません。
もちろんその修得には努力が必要です。
コーチングが難しいのは、知識の習得ではなく、実践でのトライアンドエラーの繰り返しの方です。その中で自身の弱さに否応なく向き合うことにもなります。教育という言葉、しつけや指導という言葉の本質を考えざるをえなくなるからです。

そういった苦労、苦悩もあわせてコーチングを学ぶことの意義です。
大人はみんな自分もかつて子どもだったことを忘れてしまっているものです。子どもたちがどう思っているのか、どう感じているのかは、自分がそうだったときのことを思い出せばそんなに大きく外すことないのです。

簡単なことなのに、なんでか大人になるとできないのです。

今、研修中のみなさんからのフィードバックを受けて、研修プログラムをさらによいものにしようと改善しています。近いうちにバージョンアップしてお届けしますので、興味があるひとはぜひぜひ受講してみてください!

本格コーチングを家庭に。
内容はビジネスシーンでもしっかり使える内容ですし、我々の手間暇を考えると、お手軽に、お安く、というわけにはいかないのですが、本当にお父さんお母さんに知ってほしい技術ですので、一度お試しいただければ幸いです。

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