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ミライデザインラボ

室長ブログ

中学数学のコツ

公立中学校で扱う内容って数学の基礎です。
基礎中の基礎。

だから、修得にどれぐらいの時間がかかるのかは個人差があるとしても、最終的にまったくワケわからん状態のまま、ってことにはなりません。数学苦手な子もそれなりに理解がすすみます。

普通に社会生活を送っていれば、足し算できないオトナはいないのと同じです。
(正直、オトナになると因数分解とか解の公式なんて使わない人の方が多いでしょうから、すぐ忘れちゃいますけれど。)

したがって、数学が苦手だなーと思っているみんなも、ちょっと覚悟を決めてゆっくりと少しずつ「毎日」取り組んでいけば、そのうち急にわかるようになります。これはホントです。

でもいつまでたっても数学ができない子は、この我慢ができないんですね。
ちょっとわからないと放り投げちゃう。そこ我慢して、解説を見ながら、教科書を見ながら、なんとかして理解しようと努めてみて!

きっとできるようになりますよ!!

もしもラボのチカラを借りたいと思ったら、できるだけ早く相談に来て下さい。遅くなればなるほど追いつくのが難しくなりますし、数学はわからなくなったところまで遡ってやり直さないとできるようにはならないから、わからなくなってからほっとけばほっとくほど、戻ってやり直す分がたくさんになってしまって大変になります。
できるだけはやく。今すぐ。勇気を持って!!

数学と上手に付き合うコツ

じゃぁ本題です。

数学と上手に付き合うコツ、それは「絵を描くこと」です。

数字とにらめっこするよりも、まずは絵を描きなさい。
数直線でもいい、図形でもいい、花の絵でも、お兄ちゃんと弟が池の周りを走り回っている絵でも良い。とにかく問題に書かれている内容を何度も読み返して、それを図に示すのです。
グラフの問題なら、ささっとグラフを書く。
速度の問題なら、何はなくとも、速度と時間と距離を図にする。

コンパスや分度器、定規、三角定規
そんなの使わない!

全部素手で描くんです。
ささっとね。

ささっとの意味は、「丁寧に美しい絵を描く必要はなくて、より短時間で自分の頭を整理できるレベルの簡素で最低限の絵を描く!」という意味です。

家で勉強するときみたいに時間に余裕があれば丁寧に、いろんな絵描いてもいいけれど、絵を描くのも訓練だから、とにかく早く、たくさん描くこと。そのうちわかりやすい絵が短時間でさらりと描けるようになります。
シンプルな図やグラフを簡単にさささささっと書くことができるようになれば、本当にいろんなところで役に立ちますよ!

じゃ、絵を描くと何がいいか。

まずは、絵を描く過程で問題に書かれている内容について理解を助けます。
頭の中の整理ができるし、視覚的に、感覚的に理解できるようになります。

1次関数グラフなら、見るだけで右肩上がりなのか、下がっているのか、2時間数なら上向きに開いているのか、下向きに開いているのか、見るだけで多くの情報が得られます。自分の計算結果と符号が反転していたりすれば一目瞭然でわかります。

角度や面積、体積の問題なら、数字を追っかけるだけよりも数倍わかりやすくなるでしょう。

考え方が間違っていたらそれと気が付きやすくなりますし、まったくわからなかった問題でもそうやって図を書いているうちにピンとくることもあるでしょう。

でも不思議なことに、みんな描かないんですよね。

数学得意な子はこういうことが実は無意識にしっかりとできているんです。何で絵かかないの?と聞くと「めんどくさい」とか「時間がもったいない」とか言いますが、これは嘘です。描いた方が早くて正確になります。

習慣化するまで、描き続けること。
具体的なイメージを持つことができれば中学校の数学が得意になるための準備完了です!がんばってね!!

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