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ミライデザインラボ

室長ブログ

塾に通っても成績があがらないワケ。

こんにちは。ミライデザインラボ室長です。

さて,突然ですが今日は「塾に通っても成績があがらない理由」を教えちゃおうと思います。

何で急にこういうことを言い出すかというと,塾に通っているのに成績があがらないんです,というご相談を年度末の2,3ヶ月で何件か受けたからです。
本当はこういう話を「無料」で,WEBで,不特定多数のひとに向けて発信してしまうのは,自分の身にもブーメランのように火の粉が飛んでくるし,一生懸命がんばっている多くの塾さんから叱られてしまうかもしれないので,やらないほうが良いのですが,あまりにもみなさんが困っているようなので,書いちゃいます。

もちろんここに書いてあることをそのまま鵜呑みにして,あとで困ったことになっても責任まではとれないので慎重に読んでもらいたいですし,そんな馬鹿な!と反対意見を持つことがあってもまったく構いません。みなさんそれぞれに持論はあるでしょうから,ここに書くことはひとつの意見として参考程度にしてもらえればと思います。

■塾に通っても成績なんて上がらない。

結論から言いましょう。
塾に通ってもそれだけで成績があがらないなんてあたりまえです。

先生に詳しく丁寧に教えてもらえさえすれば,魔法のようにできなかったことができるようになるなんてことはありません。

どうあれ,「わからない」を「わかる」に,「わかる」を「できる」に変えることができるのはあなただけだからです。

そんなふうに考えているあなたにとって何よりも問題なのは,自分のことなのに自分でなんとかしようという主体性がないことです。ちゃんと自分で考えて主体性をもって塾に行ってるじゃん!と思うかもしれないけど,そういうことじゃなくて,もっともっと自分の中の奥の方にある大事なものの話です。

意志とか,主体性とか,自己決定性とか責任感とか,そういう自分の道は自分で選んで,その結果に責任を持つんだという強い心を持てていないことに気がついてないからこそ問題なのです。

よく考えてほしい。
「塾に通っても成績あがらないんだけどなんで?」と感じるということは,塾に行きさえすれば誰かが,どうにかしてくれる」と思っているということじゃないかな。自分で塾に行くことに決めたとしても,塾にさえ通えば何かが変わる!と都合良く思っているならそれは間違い。

行動に移したまではよかったけれど,どうしてその後,自分の責任を放り投げてしまったんだろうか。どうして最後まで自分の責務をまっとうしないんだろうか。

そういう自分が為すべきことを他人にゆだねてしまった時点で,主体性は失われ,ただほかの誰かが変化をもたらせてくれるのを待つだけの他人任せの残念なひとになってしまう。そうすると,塾に行ったのに成績あがんないじゃん,塾が悪いんだ!って結論になってしまうわけです。

成績があがらなくても最終的に塾は困らない。
このことを忘れないでください。

みんなの成績があがらなくて,もしかしたら学習塾は君たちのお父さんやお母さんからクレームをいただくかもしれない。何のために高い月謝を払っているんだと保護者の方がお怒りになるかもしれない。それは確かに学習塾だって困ることになるのかもしれないけれど,僕が言いたいのはそういうことじゃあない。学習塾が困るのは,学習塾としての責任の範疇で困るだけだ。それは僕らの課題であって,君たちには関係がない。僕らは僕らでそのクレームや怒りを真摯に受け止めて,次へ活かすほかない。それ以外の責任の取り方はたぶんないし,ここではとりたてて取り扱う必要がない問題だ。

これは君たちの人生の話だ。

いずれにしても君たちの人生において,成績があがらず,目標や目的を達することができないとすれば,その責任は君たち以外の誰もとることはできないのです。
それはお父さんやお母さんとても同じ。ご両親をはじめとするみんなのことを心の底から大事に想っているひとたちだって,みんなの人生の責任をとることも,けじめをつけることも,決してできないのは自明の理です。

だから,成績を上げる主体がみんなであり,みんなの行動の結果がそこに現れるという大原則をどうか忘れないでほしい。そして,その責任をどうあれ,しっかりと受け止めて,昇華してほしい。

僕ら学習塾は(少なくとも僕のラボは)成績を上げたいひとのサポートをするチームメイトです。
F1レースで言うならピットクルーなのよ。
車の整備もするし,レース中のサジェストだってする。日頃のトレーニングメニューだっていっしょに考えるし,速く走るためにどうしたらいいかに共に全力を尽くすよ。

でも走るのはみんなだ。
速く走りたいと願っているのはみんなじゃん。
だからみんながあらゆる手段を考えて考えて考えつくして,試してみて,失敗して,それでもへこたれずに突き進む,それぐらいの強い意志が必要なのです。

そもそも「成績が上がらない」ということは,日頃から学習時間は少なく,学習内容への興味や理解を持つでもなく、積極的に成績をあげるためにどうすれば良いのか?について思考を巡らせてこなかった結果なんだろうから,こういう状態でこれまで日々を送ってきたひとが,ある日、塾に通うようになり,その後何日か過ごすだけで成績が上がると思っていること自体が間違いなのです。

日頃から一生懸命に学習し,それでもなかなか成績が上がらないひともいるよ!と考えるひともいるかもしれませんが,そういうひとは「成績が上がらない」と思い悩んだとしても,「塾に通ったら上がるに違いない!」という結論にはなりません。

塾に通って成績をあげるための方法を学ぼう!とか
塾で成績を上げる秘訣を教えてもらおう!とか
塾に通って,自分だけではできない学習をしよう!とか
そういうふうに考えるものです。

そして,そういうひとは塾に来ることで成績が上がります。
成績を上げるための努力をしてるからね。

■では学習塾の意義とは何か。

みんなの努力がなくては成績なんてあがらないよ,という当たり前の結論を最初に言ってしまいましたが,でもまぁ,とは言っても,それを言ったら話は終わってしまいますし,僕も学習塾の塾長の端くれなので,「本人の努力次第だって言うんなら,じゃぁ学習塾ってなんなの?」というところにフォーカスして,もう少し技術的な話をしてみましょう。

さっきのF1レースのチームで言うなら,僕らは僕らでみんなにサーキットでいちばん速く走るレーサーになってもらうためにやるべき仕事をしなくちゃならないし,したいと願っているのです。

いいえ,そもそもそのためのラボなのですよ。

だから成績があがらないことへの責任は我々にもあります(誤解して欲しくないのですが,僕らには僕らの責任があり,これはみんななの成績があがらないことへの責任をとるということとは違います。僕らが望んだ結果を出せなければ僕らはその結果をしっかりと受け止めて次に活かそうと努力はするけれど,それがすなわちみんなの責任を肩代わりすることでもなければ,補填や補完をすることでもありません。僕らは僕らの課題として受け止めるということです)。
我々の力でできることは全力でしますし,その責務を全うします。しかし一方で先に述べたとおり,最終的な結果を出すことは我々にはできないし,結果が出なかったとしても「残念」とは思うし,「力およばずで申し訳ない」とも思うけれど,だから我々が困り果てるなんてことにはなりません。

成績をあげるという課題は,紛れもなくあなたが持っている課題です。
共通課題としてサポートするけれど,課題がクリアできなくて最も困るのは,ほかならぬみんなであることに疑いはないでしょう。

さて,それでは本題に入りましょう。

なぜ、塾に通っているのに成績があがらないのか。

個人的には「塾に通っても成績があがらない」という悩みを持つひとの問題点は次のようなことではないかと思っています。

1.通塾回数の問題

1回60分~90分,週に2回の通塾というのが学習塾の一般的な在り方ですが,学習時間が元々少なかった生徒がこれをやると,これまでと比較してとっても勉強しているような気持ちにはなります。
なりますが,週2回でも,たいてい英数2教科ってことが多いので,それぞれでみれば週1回です。

週1回90分の個別指導,集団授業,やったところで翌週にはきれいさっぱり忘れてますね。

はっきり言いましょう。
これじゃ全然足りません。これで成績上がるひとは,塾だけじゃなくてほかのところでしっかり咀嚼と定着のための時間をとっているはずです。もしくは単にセンスが良くて(≒アタマがいい)それだけ(学校の授業+塾)で咀嚼と定着まですすんでしまうかでしょう。

可能なら週に4コマ以上,あるいはそれが難しいと感じるなら1コマの時間を半分か75%ぐらいにしてでも,週に4回で英数それぞれ2回ずつにしたいところです。たとえばコストを考えるなら3時間×2回よりも,1時間×6回の方がいいです。

もちろん塾に来ずに学習時間を確保することができれば良いのですが,理解が足らない生徒がひとりで自宅等で学習することは難しいところがあると思います(それができるなら,相応の成績のはずです)。

もう批判を恐れずに言うと,週2回塾に通ったぐらいで成績なんてあがんないです。
ラボでも基本の「学び放題コース」だと授業料が高いとか,個別で指導してほしいとかいった要望がいくらかあったので週1回とか2回の個別指導コースを設けましたが,結局のところこのコースを選択するひとはそんなにいないうえに,このコースで学び始めても自宅でひとり学習する自信がない子たちは,それほど時間が経たないうちに「時間数が足りない」ことに気がついて,自分から回数を増やします。反対にただ来るだけで回数を増やす意欲がない子は成績はあがりません。

週2回でもしっかりと自宅学習ができて,翌週その確認がとれるような生徒にとっては2回でも十分な成果はあります。肝心なのは,学習を少しでもいいから毎日,コンスタントに継続していくことです。家庭学習の時間ゼロの日が週に4日も5日もあったら,みんなすぐ覚えたこと,わかるようになったこと,忘れちゃうんです。すると,次回の授業はイチからやり直さなくちゃならないのです。それでは塾を有効に利用しているとは言えません。

いや、冗談じゃなくて本当に忘れちゃうんですよ。
人間の脳みそなんてそんなもんです。一週間も前にわかったこと、覚えたことなんて、途中で復習したり思い返したりしていなければ、2割も覚えていれば上出来レベルです。

こんなんで成績あがるはずないです。

2.習慣化できない問題

塾での授業は,個別にしても集団にしても,「わからない」を「わかる」にする,いわば理解を補助するためのものです。手法は様々ですが,先生といっしょに考えて,時折ヒントや解説を交えながら,解けなかった問題が解けたり,学校の授業ではいまいちわからなかった事柄が理解できるまでをサポートするのが学習塾での指導ということになります。

しかし,学習においてはこれだけでは不十分です。
このあとそれらにもう一度ひとりで対峙して,本当の意味で理解する(=咀嚼する)こと,そしてそれが体に染みつくまで訓練する(=定着させる)こと(復習と言ってもいいでしょう)がとっても大切なのです。

現実的に塾ではそこまでできません。
時間数が足らないからです。
したがって繰り返し演習したり,解説を読んで自分で理解をするチャレンジをしたり,音読や反復練習するという大切な「訓練」は,学習塾のカリキュラムにおいては宿題という形にしたり,自主練という形で任せたりするわけです。

でもやらないでしょ?
自宅学習も,単語帳も,音読も,定期テストの解き直しも,やらないでしょ?
そこむちゃくちゃ重要なのに。
毎日10分だけでも英語の教科書を音読してみなよ,毎日5個ずつ英単語を覚えてごらんよ,そういう少しずつを積み重ねる学習習慣としての訓練,むちゃくちゃ大切なのに,結局やんないんですよ。

だから毎日塾に通って,塾でなら嫌々ながらでもやるから,そのうち習慣化して,なんとなくやれるようになってくる,というやり方のほうが成果が出やすいのです。そのためのラボなのですよ(2回目)


3.塾に通うことが目的化している問題

塾に通っていれば,家で勉強しなさいってうるさく言われずに済む,と思っているひといませんか。あたかもノルマをクリアしたかのように,あたかも塾に行くことで家庭学習をキャンセルすることができる謂わば免罪符のように通塾を使っているひとはいませんか。

あのね。
塾というか,学習ってみんなの人生においては否が応でも対峙しなくてはならないもののひとつで,避けて通ろうとしても避けられないものなのよ。
それでいて,でも実はみんながそうやって避けて通ろうとしている「学校の勉強」は中学の課程まで終われば案外避けて通れるものでもあります。

かく言う僕だって,大人になってから日々の仕事や生活の中で「解の公式」どころか「三角形の面積」でさえ計算したことなんてない。

じゃぁ学習って避けられないって嘘じゃんって思うかもしれないけれど,そうではないのです。避けられそうな感じがするのは一瞬,わずかな部分。学びというのは人生そのものと言ってもよいものであって,学校の勉強なんてその中のほんの一握りなのですよ。

本当の学び,学習は避けられない。
仕事だってそう,ゲームやスポーツだってそう,対人コミュニケーションもそうだし,自己主張の仕方だって学びだし,ポケモンを全種類おぼえることだって学びのひとつかもしれない。どうやったら速く走れるか,どうしたら外国人と対等に話ができるか,どんなふうに接したらたくさんの仲間と手を取り合って大海原へ飛び出せるか,なんてことだって学びのひとつだろう。

要するに学習するということは,みんながなんとなく嫌がっていて,本当は全然やりたくないのに,お父さんやお母さんや先生たちに叱られるから,仕方なくやらなくちゃならないものではないってことです。

だから塾に通うことを,そういったお小言たちを巧みにかわすための楯みたいに使うのはやっぱりおかしいし,そういう振る舞いを一言で言えばダサいのです。

そういうダセぇことを目的として塾に通っていれば,効果が出ないのはまぁ当たり前。

そういうひとは詰まるところ,塾に行くことが目的化しているというわけです。
塾に行くことは手段であって目的なはずがありません。
勇者は魔王を倒しに出かけるけど,目的は魔王討伐なんかじゃありません。魔王を討伐することで得られるものはなんだろうかと考えると自ずと目的はみえてくるはずです。逆に言えば,その目的を達成することができるなら,必ずしも魔王を倒す必要がないかもしれないのです。

今一度、目的をしっかりと見つめ直してください。
そのためには、自分自身としっかり向き合う必要があります。
私は何者になりたいのか。
私はどんな大人になりたいのか。どんなふうに社会に貢献したいのか。どんな人間で在りたいと願うのか。そういうことを一度時間を取って考えてください。

日本の子どもたちはわりとこういうことを考えるのが苦手です。
そういうことを親が指示したり、やんわり誘導、強制したりして、考えなくても済むようにしているからです。悪い言い方をすれば、考えずに言うことを聞いてくれることでできる限り親の思う通りにしたい、支配できる期間を長く保ちたいのです。

でもそれじゃぁダメです。
自分のことは自分で考える。自分の意見や考えは持っていい、伝えていい。ひとは1人で生きていない以上、周りを無視して自分の考えを頑なに守り、実行していいということにはならないけれど、考えを持つことや伝えること、相談すること、そういう自分軸をもって表現することはとっても大事です。

4.教えてもらってばかりな問題

次にひとつあげておくと,教えてもらうというスタンスが効果を薄めるという問題があります。

実は学校の勉強って教えてもらうよりも,自分で教科書や参考書を読んで自分で理解に努めて,自分で演習問題に取り組んで,わからなければ答えと解説を見ながらなんとか理解度を増していくほうがずっと効果が高いのです。

(なんと!これ言ったら先生も塾も立場ないじゃん!!)
(でも、言う。自分でやる方が効果は高い。ただし時間効率が良いということではないので注意!)

案外,塾や学校の先生はこのことを知りません。

それどころか,先生と呼ばれるひとたちは「教えること」が実は大好きなのです。
わからないところを懇切丁寧に教えること,解説すること,指導すること,こういうことが大好きなひとたちが先生になるわけです。

生徒達がうーんうーんとうなりながら、頭をひねる時間よりも、先生がしゃべっている時間が長い先生がたまにいます。先生が話す時間が多ければ多いほど、有用な時間をおくれているという勘違い。先生がしゃべっている時間、解説している時間なんて最低限でいいのです。先生が一生懸命しゃべってみんなが聞いている時間、もっとも学習効果が高いのは先生です。先生がいちばん勉強になってるんです。逆に言えば、みんなの学習効果はそんな高くない。先生ほどには勉強になってない。

教えてもらう時間が長い方が勉強になっているという誤解。

これは案外、通塾生あるあるでしょう。

大切なのは自分で考える時間です。
自分の脳みそに負荷をかけている時間が長い方が学習効果は高いのです。

5.遊びに来てる問題

まぁ言わずもがなでしょうけれど、塾になにしに来てるかという目的を見失ってるひといますよね。

そんなひとが、なんで塾に通っても成績あがらないんだろう?なんて考えるだけでもおこがましいというか、厚かましいというか、あがるわけないじゃん。

お友だちとお話しながら。
こっそり動画をみながら。
よそ事しながら。
5分ごとに席を立ってうろうろ。

自習時間、自立学習時間、とにかくひとりで学習する時間をそんなふうに無駄遣いしていて成績あがるはずないです。いや、それで成績上がるなんて本気で思ってるひといないでしょ。

こういうのは塾がどうの、というよりもやっちゃいけない勉強方法です。
まして、こういう行動をとる生徒を、学校や塾が注意してやめさせなくちゃならないなんてバカバカしい(と僕は思っています。注意するなんて無駄なこと本当はしたくないし,それで成績が下がるんならしっかり下がって派手に後悔したほうが良いとも思っています)。
塾は少なくとも何をするために行くところかが決まっていて、それに反する行動をとるのなら、最初から来なければ良い、どうしても動画が見たいなら帰って家でみたらいいだけのことです。僕らが叱って勉強させるなんてナンセンスな話ないです。

そういうとき、ラボでは家に帰って動画観てきなよと伝えます。塾でこっそり動画を見てるなんて、動画も100%楽しめないし、通塾目的は損ねてるし、それを見つけた先生方もちょっとはイラッとするだろうし、周りで一生懸命勉強してる生徒たちにも迷惑だし、誰も得しない、最悪な行動であることは明らかですから、どうしても動画観たいんなら、さっさと家に帰って一生懸命動画観たらいいんです。その方がずっと効果的です。

こういう区別ができない、あるいは自制がきかない生徒は成績向上云々のまえに、まずは自分の目的や目標としっかりと向き合うことをおすすめします。塾に来て動画観たり、友だちとしゃべったりして2時間過ごしちゃう生徒は、勉強を目的としてませんから、違う教室に通ったほうがいいです。おしゃべり教室とか、動画観覧教室とかがあればそこがいちばん良いと思います。

海やプールに行って水着に着替えて、プールサイドでポータブルゲームやったり、タブレットで動画観たりするのと同じ。図書館に行ってサッカーするのと同じ。ディズニーランドに行ってスペースマウンテンに乗りながら英単語帳を読むのと同じ。登山しながらアイロンがけするのと同じ。

今すぐやめて、目的と行動を一致させたほうがいい。

せっかくなので、次回はやっちゃいけない勉強方法をまとめちゃいましょう。

まとめ

そんなわけでいろいろと書きましたけれど、塾に通っても成績があがらないというのは、実はある意味であたりまえです。通ってもあがらないというか、通っただけではあがらない、というのが正しいところです。

言ってみたら、そもそもの前提としている「通ったら上がる」というのがいちばんの誤謬というわけです。学習塾は成績をあげるサービスを提供している(だけではありません)一方で、美容院やカイロプラクティックとかと違って、塾が何かすることで得られる効果には限界があるのです。

お医者さんがいくら食生活を正さないと病気になるよ、と注意しても簡単には患者さんが言うこと聞かないのと似てるかもしれないですね。だからこそ僕らはとてももどかしい。もっとこうすれば成績あがるのにとか、これだけでもやってくれれば確実にワンランク高いレベルにいけるのにとか、そんなことを日々感じながら、でも結局やらないんだよねーなんて残念な気持ちにもなるわけです。

で、結局、やるヤツが最強ってことになるんだよね。
言われたことを着実にこなす、あまつさえそこに主体性を交え、言われたこと以上に努力しちゃうヤツ、そんな努力できちゃう才能にあふれているひとが最強にならないわけがない。やるヤツはなんとしてでも時間を見つけてやっちゃうしやらないヤツはなんとしてでもやらなくても済む言い訳を探してやらない

それだけの違いしかないのです。

塾に通って、確実に成績をあげるためにどうすればいいか。
このあたりからちょっと考えみてはいかがでしょうか。そうするときっとこれまで以上に塾のチカラを借りることができるし、そうすればきっと成績だってグングンあがっていく!に違いありません。やるかやらないか、この二択ならもうやるしかないでしょ。

やろうぜ。

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