小学校の授業参観に行ってきました。
子どもたちの大きな声って,ホント元気もらえますよね。
子どもってなんでああも独創的で,活力があって,元気があって,物怖じせずに,思ったことをコトバにできるんでしょうか。経験値がないが故に,その発言が周囲にどのような影響を与えるか,を考慮することなく言語化するからでしょうか。
確かに,子どもたちの意見は鋭すぎて,たまにお父さんもお母さんも切ない気持ちになったりしますね。
そうそう,うちの子は今小学3年生なのですが,外国語(英語?)の授業が参観日の科目にあたっていて,英語教育が浸透してきているのが実感できます。彼らにとって何が強みなのかというと,僕のような40過ぎ世代は,英語は中学生から授業の学習としてスタートしているので,ご存知のとおり,文法から学び始める要するに「勉強」なのですが,彼らにとってはもっと自然で,どっちかというと「会話」というか「言語」から始められる点ですね。
とりわけ忘れてはいけないポイントは,前提として彼らはすでに赤ちゃんの頃から母国語以外の言葉が飛び交っているのが日常で,たとえば僕にとって「Good Morning!」は頭の中で「おはよう」と脳内和訳してようやく理解が得られる言葉なのですが,彼らのように一般社会に英語がおりてきている状況下では,「Good Morning!」はもはや「おはよう!」ではなくて,「Good Morning!」のままなのですね。
日常化しているというのは,ホントにすごいことですね。
一方で,小さい頃の語彙数というのは実は上限がある程度決まっているそうで,朝の挨拶に「Good Morning!」と「おはよう!」と2つカウントしてしまうと,全体では表現するための語彙層が薄くなるというマイナスポイントもあるようですが,そういうこと気にしだすと難しくなっちゃうなーというのが実感です。
語学教育の早期化については,良い点と悪い点,いろんな角度から考えてみて欲しいですね。