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ミライデザインラボ

室長ブログ

2022大学入試共通試験後の室長雑感(垂れ流し)

こんにちは。
ミライデザインラボ室長です。

大学入試共通試験,終わりましたね。受験生のみなさんはお疲れさまでした。でもこれからが本番ですからまだまだ気が抜けませんね。がんばりましょう!

それから,今年はなんだか大きな事件もありまして,家庭教育についていろいろと考えてしまいました。

事件を起こした少年の心理や家庭環境の課題などを偏見と決めつけで語るようなテレビ番組も少なくないなか,そういうステレオタイプ的な見解がもしもあたっていて,かつ万人に適用されるのなら,そういう環境や教育法さえ避ければ,犯罪は犯すようには育たないということになるのになーと思ったり思わなかったりしています。

要するに子育てってそんな単純ではなかろう,と思ってます。
子育てと結果の因果が単純化できてしまったら,もしかしたら子どもは本当に親の人形のようになってしまうのかもしれません。

因果が示されて,そのとおりに行動(教育)することが合理であれば,みんな同じ教育するんでしょうか。今だってたとえば教育費を一定以上かけられた子どもは,そうでない子どもと比べて生涯収入は何パーセント高い,なんてデータもあったりしますが,お金がないとそういうことも簡単ではないのかも。お金があって,その手のデータがあって,だからお金をかけるのが合理なのだと言っても,その選択肢を選ばないひともたくさんいます。生涯収入が高いからなんなの?って思うひとは,そういう選択肢は選ばないんでしょうから,たとえ因果がしっかりと示されたとしても,ある価値観に基づいた合理性が示されたとしても,子育てってやっぱりもっと複雑なんでしょうね。

ヒトが合理性だけで生きていないのは,進化する方向を特定しないための,突然変異のための要素なのかもしれない…と思うことがたまにあります。

たとえば,親は子どもたちに”自分の”失敗を繰り返して欲しくない,だから叱ったり怒ったりします。一方で子どもたちはそもそも別人格ですから”他人の”失敗を経験できていない以上,それを理由に叱られても腑に落ちないこともあります。いいえ,元より彼らには我々と同じように失敗する権利もあります。

では,僕たちは彼らが同じ歴史をただ繰り返すことをただ見守ればいいのでしょうか。
あるいは,人柄や感情,性格や少し他のひととは異なる思考の仕方,これらがこれまでにない新しい失敗を生み出す突然変異のための外れ値なのかもしれません。

それどころかこれ自体がもしや合理性に含まれているとすれば,ヒトを創ったのはやっぱり神様なのかしら?と思わずにはいられません…。

今回,試験問題の内容も一部難易度がものすごくあがった教科があったようですね。いよいよ入試制度改革も本腰なのかしら。

文部科学省の意図(本当は文科だけの意図ではないのですが)が思考力や表現力を求めている以上,それらを判定できるような問題が出題されるのは必然ですし,そうなった方が日本の若者にとってはイイコトなんだろうなーと漠然と思っています。

一方で大学の先生方にとっては研究者養成という,ある種とんがった人材を必要としている特殊な側面からみればこれは果たして最適解なのか?と疑問を感じてしまうのではないかな,と思ったりもします。

しかしまぁ研究者になりたいと思うひとたちは,きっとこれからも一定数いるのでしょうから,受験生全体にそれを求めるのは東京と京都の大学ぐらいにしてもらって,その他の大学は財界が求めるような人材育成に努めるのも日本経済と国力増強の面からみても悪くはないかもしれませんね。

僕が常日頃から思っていることは,日本の若者たちが教育の大いなる罠にハマってしまって,結局がんばってがんばって目指して夢見て,たどり着いた先が大きな「ピラミッドの一番下だった」ってことをそのピラミッドの上の方に登って初めて気が付く,なんてことがないように,僕たちオトナができる限り彼らにその構造の欠陥と打開策を伝えていきたいということです。

打開策ありますよ。大丈夫。
もしもあなたが日本の若者で,ピラミッド構造に不安と問題を感じるなら,高校生以上25歳までのうちに,いちどミライデザインラボまで遊びに来てください。教えることはできないけれど,僕との話の中からなにかを掴んでください。

若さは武器です。時間はナニモノにも代えがたい,そして決して遡ることができない貴重なものです。絶対に無駄にしてはいけないのです!だから一刻もはやく広い視野を身に付けたいですね!

さて,話は変わりますが,さっそく atama+ についての問い合わせを何件かいただいています。
チラシまだ配ってないのにWEBだけでこんな反響もらえるとは…ちょっと驚いてます。ええ。

いやしかしこれは本当にスゴイのです。
学習法がフワフワして定まらないひとたちも,とりあえず atama+ のオススメ通りに進めていく。コーチと相談しつつ,どんなふうに展開していくか考える。定期試験に照準を合わせるのか,その先の実力テストや入学試験に今から取り組んでいくのか。

難易度の設定ももちろんコーチと相談して決めていきます。
セーフティゾーンだけにとどまるのではなく,少し背伸びしたストレッチゾーンに身を置くことが成長には最も適しています。atama+ は自分だけの専用カリキュラム,AIが自動的に道を示してくれます。

そしてコーチはコーチングに徹しますが,一方でみんなの進捗をモニタしていて,手が止まっているあなたを見つけては,最高のタイミングで絶妙の質問を投げかける。

こんなスゴイことができるのです。

気になるひとは,とりあえず無料体験の予約だけでもしてください。
そして1on1コーチングでしっかりと相談しましょう。

2月3日から体験開始です。
兄弟姉妹,親子そろっておいでください。

寒い日が続きます。お風邪など召されませんよう(とりわけCOVID19)みなさんもご自愛くださいませ。

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