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ミライデザインラボ

室長ブログ

アウトプットから始める学習法

勉強するということ

勉強するということは、できるだけ脳に負荷を掛けることです。
ストレスを感じないような易しい問題ばかり解いていても勉強になりませんから、今の実力よりもほんの少し上のレベル、背伸びをしないと届かないような問題をたくさん解いて、ひとつ上のレベルにあがっていきましょう。

少しずつでOKです。
努力しても届きそうもないようなことを続けることはできませんし、実力とかけ離れたレベルのことをやっても実のところあんまり身になりません。

コツコツと着実に「背伸びレベル」を解いて、どんどん脳に負荷を掛けていきましょう!

アウトプットから始める学習法

それではどうすれば脳に負荷を掛けつつ学んでいけるかというと、アウトプットから始める学習が最適です。

通常こんなふうにみんなは勉強していると思います。

1.教科書を読んで、理解、記憶する(インプット)
2.演習問題を解く(アウトプット)
3.わからないところは解説を読んで理解、記憶する(再インプット)

これでいけないというのではありませんが、ここはひとつ本気で学習したいなら、2のアウトプットから始めてみましょう。

まず最初に演習問題にチャレンジします。
知っている知識、体感覚、直感、で解いてみましょう。特に理科/社会においてインプットする時間がないひとはこの方法でドンドン演習問題をすすめます。

次にわからないところ、間違ったところ、あやふやなところを、正答/解説をしっかり読んで理解に努めます。解説を読んで「わからない」を「わかる」にしてください。

解説を読んでもわからなければ、教科書や関係する資料を読みます。
ここで確実に「わかる」にしてください。

ここでわからないまま、進まないこと。
もしも教科書を読んでもわからなければ、誰かに聞いてください。教えてもらってください。誰かよくわかっているひとからしっかり説明を受けましょう。

塾の先生でもいいし、学校の先生でもいいし、友だちでもいいです。

たとえば数学などの場合、習っていないところはまったくわからないかもしれません。
そういうときは、①問題文の意味、②解き方がわからないこと、を確認したうえで、解説を読み込みます。

この解説を読み込むときに、脳にものすごい負荷がかかるのです。
この時、しっかりと勉強できているはずです。

しかし、解説を読んで理解することが難しいひともいるでしょう。
そのときは、1行ずつ理解をすすめて下さい。そして、どこから説明が理解できないのか特定してください。言葉の意味がわからないときは調べてみましょう。

そのうえで、どうしてもわからなければ誰かに説明をお願いしてみてください。
何にも前提がない状態で説明を受ける場合と明らかに違うことがわかります。予習ってそういうことです。

教科書をノートにまとめる勉強はやめる

よくテスト勉強などを始める際に、教科書をノートにまとめることから始めるひとがいますが、これ実はあんまり役に立たないのでやめましょう。

教科書をノートにまとめていると勉強した気になれますよね。
でも勉強した気になっているだけで、勉強できていません。脳に負荷があまりかからないからです。

ノートにまとめついでに記憶しているように感じるかもしれませんが、そうでもありません。まとめたあとにまとめたノートをしっかりと使って理解、記憶を行っていれば良いのですが、たいていの場合教科書をまとめたことで満足、安心してしまってその先にある本当の意味でも勉強ができていないのです。

このようなインプットスタート学習ではなく、試しにアウトプットスタートで学習してみましょう。

その方が効率も良く、少しの時間で多くの成果をあげられるでしょう。
ただし、教科書をノートにまとめることの数倍は疲れると思います。そのぐらい集中力と脳への負荷があがるからです。

わからない問題がわかった時の達成感や爽快感。
教科書を見ながら解くのでは味わえないものがありますよ!

まとめ

アウトプットから始める学習法

1.背伸び問題を解く。
2.できなかった問題の解説をよく読む。理解できるまで読む。
3.わからなければ教科書を読んで、理解する。理解できるまでがんばる。
4.どうしてもわからない場合は、誰かに聞く。

教科書をまとめるだけの学習は今すぐやめること!
ノートがいくらキレイでもそれだけじゃ成績はあがらないよー。

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