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ミライデザインラボ

室長ブログ

「問題を解くこと=勉強してる!」と思ってませんか?成績が伸び悩む子が陥る“作業”と“学習”の勘違い

机に向かい、問題集を何ページも進めるお子様の姿。ノートには、びっしりと解かれた問題と、たくさんの丸印。その光景を見て、「うちの子、今日もよく勉強しているな」と、安心されている保護者の方も多いのではないでしょうか。

安城市でお子様の学習をサポートされている保護者の皆様、こんにちは。自立型学習塾『ミライデザインラボ』です。

しかし、もしその「頑張り」が、思うように成績に結びついていないとしたら…? それは、お子様が**「勉強」と「作業」を混同してしまっている**サインかもしれません。

今回は、多くの中学生が陥りがちな「問題を解くだけ」という勉強法の落とし穴と、本当の意味で学力を伸ばすための「質の高い学習」とは何かについて、具体的にお話しします。

その勉強は「学習」ですか?それとも「作業」ですか?

まず、この二つの違いを明確にしましょう。

  • 作業としての勉強:
    • 目的: 問題集のページを進めること、ノートを埋めること、丸付けをして「やった感」を得ること。
    • 行動: とにかく問題を解く→答え合わせをする→間違えた問題の答えを赤ペンで写す→次の問題へ進む。
  • 学習としての勉強:
    • 目的: なぜ間違えたのかを理解すること、自分の弱点を特定し、それを克服すること、知識を定着させ応用できるようにすること。
    • 行動: 問題を解く→答え合わせをする→【ここが最重要】→なぜ間違えたのか原因を分析する→分からなかった単元を教科書や参考書で復習する→もう一度、自分の力で解き直す。

いかがでしょうか。多くのお子様は、問題を解き、丸付けをした時点で「この問題は終わった」と認識してしまいます。しかし、本当の「学習」は、間違えたその瞬間から始まるのです。

「問題を解くだけ」では、成績が上がらない3つの理由

  1. 「解き方の丸暗記」になってしまうから 答え合わせをして、解説を読んで「なるほど」と分かった気になっても、それはその問題の「解き方」を一時的に記憶したに過ぎません。範囲の狭い定期テストなら、この方法でも点数が取れてしまうことがあります 。しかし、少し数字や聞かれ方が変わっただけの応用問題や、範囲の広い実力テストでは、全く太刀打ちできなくなります 。  
  2. 「知識の穴」が、どんどん広がっていくから 間違えた問題を放置することは、家の土台にできた小さな穴をそのままにしておくようなものです。その時は小さな穴でも、その上に新しい知識を積み重ねていくうちに、家全体がグラグラになってしまいます。数学の計算ミスを放置すれば応用問題が解けなくなり、英語の基本文法を放置すれば長文は読めません。
  3. 「わかったつもり」で、思考が停止してしまうから 「問題を解く」という作業は、目に見える成果(埋まったノート)があるため、達成感を得やすい行為です。しかし、その達成感に満足してしまうと、「なぜ?」「どうして?」と深く考えることをやめてしまいます。学力とは、この「なぜ?」を考える力そのものです。作業に満足しているうちは、本質的な思考力は決して育ちません。

「作業」を「本物の学習」に変える、ミライデザインラボの仕組み

では、どうすればお子様は、この「作業」の罠から抜け出し、「本物の学習」を実践できるようになるのでしょうか。それには、学習のプロセスを客観的に分析し、正しい方向へと導く「コーチ」の存在が不可欠です。

私たちミライデザインラボは、まさにそのための仕組みと環境を提供します。

1. AIが「なぜ間違えたか」の根本原因を特定する

お子様が問題を一つ間違えたとき、私たちのAI教材「atama+」は、単に「不正解」と表示するだけではありません。その間違いの裏にある**「つまずきの根本原因」を、膨大なデータから瞬時に特定します。  

「この連立方程式が解けないのは、中1の一次方程式の理解があいまいだからだ」といったように、知識の「本当の穴」を可視化。そして、その穴を埋めるためだけの最適な復習カリキュラムを自動で提示します。これにより、お子様は「何を復習すればいいか分からない」という状態から解放され、最も効率的に弱点を克服できます**。

2. コーチが「思考する習慣」を育てる

AIが「何を」やるべきかを示した上で、私たち人間のコーチは、お子様が「なぜ」を考える習慣を身につけるための対話を行います。

「この間違いは、どうして起きたと思う?」 「この問題から、次に活かせることは何だろう?」 「解説を読んで、一番『なるほど!』と思ったのはどの部分?」

私たちは、答えを教え込むことはしません。このような問いかけを通じて、お子様自身が自分の間違いと向き合い、深く思考し、自ら解決策を見つけ出すプロセスを粘り強くサポートします 。この対話こそが、単なる「作業」を、血肉となる「本物の学習」へと昇華させるのです。  

まとめ:勉強の「量」を、最高の「質」へ

もちろん、ある程度の学習量をこなすことは重要です。しかし、その努力を最高の結果に繋げるには、「質」への意識が欠かせません。

私たちミライデザインラボは、お子様の貴重な努力を、一滴たりとも無駄にはさせません。AIと人間のコーチがタッグを組むことで、お子様の勉強を「作業」から「未来を創る学習」へと変えることをお約束します。

「うちの子の勉強、ただの作業になっていないか心配…」 「努力がきちんと成果に繋がる、正しい勉強法を身につけさせたい」

そう思われたら、ぜひ一度、私たちの「無料学習相談会」にお越しください。お子様の学習の「質」を劇的に変えるヒントが、ここにあります。

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