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ミライデザインラボ

室長ブログ

「結局、自習するだけなら家でやればいい」という親御さんへ。それ、本当にお子さんは「自分」でやりますか?|安城市の学習塾ミライデザインラボ

安城市の自立学習型コーチング塾「ミライデザインラボ」です。

私たちのような「授業をしない」「自立学習」を謳う塾に対して、保護者の方からよくいただく、しかし非常に厳しいご意見があります。

「先生が手取り足取り教えないなら、結局は自習するだけですよね? それなら、家で自分でやればいいじゃないですか。お金がもったいないです」

おっしゃる通りです。 もし、お子様が「家で」「自分で」「毎日」「正しい量と質で」勉強できるのであれば、塾なんて必要ありません。今すぐ退会して、そのお金を貯金に回すべきです。

しかし、あえて問いかけさせてください。

今回は、多くの人が陥っている「勉強場所」と「学習の質」に関する勘違い、そして「なぜ授業を聞いても成績が上がらないのか」という不都合な真実について、少し厳しい現実をお話しします。


■ 「無料の勉強スペース」という幻想。図書館で本当に勉強できていますか?

「家だと集中できないなら、図書館や公民館に行けばいい。タダだし。」
そう考えるご家庭も多いでしょう。
確かに、安城市内にも素晴らしい公共施設はたくさんあります。

しかし、私は仕事柄、そういった場所の実態を何度も調査し、時には施設関係者の方にもお話を伺っています。そこで見えてくる現実は、親御さんが想像する「静かな学習環境」とは程遠いものです。

1. エネルギーの無駄遣い
テスト期間ともなれば、席の争奪戦です。勉強する前に「席を確保する」ことにエネルギーと時間を使う。これはナンセンスです。

2. 「勉強している風」の罠
これが最大の問題です。無料スペースには、多くの場合「友だち同士」で集まります。 友だちと一緒に勉強して、成果が出ることはまずありません。 「ここ分からないね」「だよねー」という会話から始まり、気づけば雑談に花が咲き、スマホで動画を見せ合う。

彼らは嘘をついているわけではありません。「塾(図書館)行ってくる!」と元気に出かけ、机には向かっています。本人たちも勉強した気になっています。 しかし、その実態は「1時間滞在して、実質的な勉強時間は15分」程度です。 無料のスペースには、彼らを律するプロの目は存在しません。「勉強している感」だけが得られる、最も危険な場所になり得るのです。


■ 「質」より「量」。効率を語るのは10年早い。

「自立学習」において、私たちが何よりも大切にしていること。 それは、「圧倒的な量」の確保です。

ラボに通う生徒のほとんどは、「ほぼ毎日」来ます。 1回来れば1時間から、長い子は5時間。
自分で決めた時間と分量を、淡々とこなして帰ります。 これを平日5日間、毎日続ける子と、週に1回か2回、授業を受けるだけの子。 1ヶ月、半年と経ったとき、埋めようのない絶望的な差がついていることは、火を見るよりも明らかです。

「いやいや、今は『タイパ』の時代でしょ。量より質じゃないの?」
そう思われた方。厳しいことを言いますが、その考えは甘いです。

勉強において、「質」や「効率」が意味を持つのは、圧倒的な基礎体力(量)がある上級者だけです。 まだ基礎もできていない段階から「効率的なやり方」や「裏ワザ」ばかり追い求め、マンツーマンで手取り足取りコントロールされないと進めない子が、グングン成績を伸ばすことなどあり得ません。

まずは、量です。
少なくてもいい。とにかく毎日コツコツと、鉛筆を動かし続ける。 その泥臭い継続の先にしか、「質」への転換点は訪れません。

そして忘れてはいけないもうひとつのポイント。
それは「学習習慣」です。
毎日コツコツを続けることで身につく学習習慣は、短期的な効果よりも中長期的に大きな効果がうみます。目の前の定期テストの点数に一喜一憂するよりも、毎日少しずつでも学習を継続できているところをしっかりとみてあげる。これがコーチングの基本です。

週に1回、2回、塾で勉強したところで、翌週にはもう忘れてしまっているでしょうから、学力が積み上げるためには塾と塾の間にひとりで学習をする時間が必要です。

でも、しませんよね?ひとりで学習。

だから、毎日通って、学習習慣をつけることが本当に大切なんですよ。
知らず知らずのうちに、学習を続けることを身につけてしまうと、ひとの体って本当に不思議で。最初は嫌々だったとしても、続けているうちに慣れてくるんです。なんとなく塾に行って勉強できてしまう。こうなってしまえばこっちのものです!


■ 【実話】毎日30分だけの勉強で、学年トップ10に入る中1生の話

ここで、ミライデザインラボに通う、ある中学1年生の男の子の話をしましょう。

彼の勉強スタイルは、非常にシンプルです。 毎日ラボに来て、30分だけ「atama+(AI教材)」をやって帰る。 それだけです。 あとは週に1回、テキストを持ってきて1時間ほど取り組む程度。

たったこれだけですが、彼は学年で10番以内にいます。 数学も英語も、中1の時点で中2の範囲がもうすぐ終わります。 彼曰く、「学校の授業は、復習代わりに聞いている」とのこと。 すでに理解している内容なので、学校の宿題もその場でサラサラと終わらせてしまう。 結果、「テスト週間だからといって、特別な勉強はしなくていい」という、最強の状態を作り上げています。

これが、私たちが目指す「自立学習」の理想形です。 特別な才能ではありません。「毎日コツコツ」という習慣が作り出した、必然の結果です。


■ 「授業を聞く=勉強」ではない。脳が陥る「認知バイアス」の恐怖

最後に、「授業」というものに対する大きな誤解を解いておきましょう。 「高いお金を払うのだから、分かりやすいプロの解説を聞かせたい」 そう思うのは親心ですが、実はここに、恐ろしい脳のメカニズムが潜んでいます。

認知心理学の研究で、「技能習得の錯覚(Illusion of Skill Acquisition)」と呼ばれる現象があります。 ある大学の研究で、学生たちに「プロのダンサーが軽々と踊る短い動画」を見せました。 動画を見た学生たちの多くは、「これなら自分にもできる!」「やり方はわかった!」と自信満々に答えました。 しかし、実際に踊らせてみると、誰一人としてまともに踊れなかったのです。

これは勉強でも全く同じことが起きます。 プロ講師の流れるような解説を聞くと、脳は「自分が理解した(できるようになった)」と錯覚します。 しかし、それは「わかったつもり」になっただけ。いざテストで自分で解こうとすると、手も足も出ない。 「授業を聞いている時間」は、決してお金の対価(=学力の向上)ではありません。 むしろ、「わかったつもり」を生み出し、本当の努力(演習)から遠ざけるリスクすらあるのです。


塾選び、もう一度考え直しませんか?

「なんとなく大手だから」
「先生が優しく教えてくれそうだから」
「友だちが行っているから」

そんな理由で塾を選び、結果として「やったつもり」になっている時間は、もう終わりにしませんか。

一見、何もしていないようで、実は生徒が「自ら動く」環境を徹底的にデザインしている場所。
「教えてもらう」のではなく、「自分で掴み取る」力を育てている場所。

ミライデザインラボは、そんな塾です。
「自分で勉強する子」に育てたいなら、ぜひ一度、私たちの教室を見に来てください。 そこには、静寂の中で、自分の未来のためにペンを走らせる、生徒たちの「本物の熱気」があります。

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