安城市の自立学習型コーチング塾「ミライデザインラボ」です。
長い夏休みが明け、2学期がスタートしました。 「なんだかうちの子、最近様子がおかしい…」と感じている保護者の方はいらっしゃいませんか?
- 朝、なかなか起きられない
- 帰宅後、すぐに宿題に取りかからず、スマホばかり見ている
- 「疲れた」「やる気が出ない」が口癖になっている
もし、このようなサインが見られたら、それは「9月の中だるみ」、いわゆる夏休みボケかもしれません。 これは、長期休暇で緩んだ生活リズムや気持ちが、学校のペースにうまく適応できていない証拠です。
しかし、ご安心ください。これは決して珍しいことではありません。 今回は、この「中だるみ」を乗り越え、勉強モードに切り替えるための、ご家庭ですぐに実践できる「3つのスイッチ」をご紹介します。
スイッチ①:「環境」のスイッチ
まず、お子様の勉強環境を物理的にリセットしましょう。心の切り替えは、まず形から入るのが効果的です。
- 机の上を整理整頓する: 夏休みの間に出しっぱなしになっていたマンガやゲーム、関係のない教科書などを片付け、2学期に使うものだけが置かれた、集中できるスペースを作りましょう。親子で一緒に行うのがポイントです。
- スマホのルールを再設定する: 休暇中のルールは一旦リセット。「勉強中はリビングに預ける」「夜10時以降は触らない」など、2学期用の新しいルールを、お子様と一緒に話し合って決めましょう。
スイッチ②:「目標」のスイッチ
「受験」「内申点」といった、あまりに大きくて遠い目標は、今やるべきことと結びつかず、かえってやる気を削いでしまうことがあります。 大切なのは、**今すぐに達成可能な「小さな目標」**を立てることです。
- 「今週の目標」を決める:
「数学のワークを10ページ進める」「英単語を20個覚える」など、1週間で達成できる、具体的で小さな目標をお子様と一緒に考えてみてください。 - 達成できたら、認めてあげる:
そして、週末に目標が達成できていたら、「よく頑張ったね!」と、そのプロセスをしっかり認めてあげてください。この小さな成功体験の積み重ねが、「やればできる」という自信を取り戻すきっかけになります。
スイッチ③:「習慣」のスイッチ
やる気がない時に、いきなり「2時間勉強しなさい!」と言っても、逆効果です。まずは、行動のハードルを極限まで下げることから始めましょう。
- 「15分ルール」を試す:
「家に帰ったら、理由がなくても、まず机に座って15分だけ何か勉強する」というルールを作ります。スマホをいじるのも、テレビを見るのも、その後です。 - 行動を「儀式化」する:
勉強を始める前に、「一杯の水を飲む」「好きな音楽を1曲だけ聴く」など、簡単な「儀式(ルーティン)」を取り入れるのも効果的です。脳が「これから勉強の時間だ」と認識し、スムーズに行動へ移れるようになります。
この「中だるみ」の時期に、保護者の方が焦って叱ってしまうと、お子様はさらに心を閉ざしてしまいます。 まずは、お子様の気持ちに寄り添い、「どうすれば、また前向きになれるかな?」と一緒に考えるパートナーになってあげてください。
もし、ご家庭だけでは難しいと感じたら、私たちミライデザインラボにご相談ください。 私たちは、生徒のやる気を引き出すプロのコーチとして、お子様の心に火をつけるお手伝いをさせていただきます。