「高校入試は、当日の学力テスト一発勝負」だと思っていませんか?実は、愛知県の公立高校入試には、一般選抜以外にも合格への道があることをご存知でしょうか。
安城市でお子様の進路を考える保護者の皆様、こんにちは。自立型学習塾『ミライデザインラボ』です。
今回は、知っていると高校選びの戦略が大きく変わる「推薦選抜」と「特色選抜」について、その仕組みと対策のポイントを詳しく解説します。
「推薦選抜」とは?内申点と面接が鍵
推薦選抜は、学力検査なしで合否が決まる入試制度です 。すべての高校・学科で実施され、中学校長の推薦が必要となります 。
- 評価のポイント: 主に調査書(内申点)と面接の結果で総合的に判断されます 。
- 募集枠: 普通科で募集人数の10~15%、専門学科では30~45%と、決して狭き門ではありません。
- 対策の鍵: 3年生の内申点だけでなく、中学生活全体を通しての学習態度や活動実績が評価されます。日々の授業態度、提出物、部活動や委員会活動への取り組みが、そのまま受験対策に繋がるのです。
「特色選抜」とは?学校独自の基準で評価
特色選抜は、各高校がその特色に応じて、面接に加えて作文、基礎学力検査、プレゼンテーションなど独自の検査を実施する入試制度です 。
- 評価のポイント: 学力だけでなく、お子様の個性や特定の能力、学習意欲などが多角的に評価されます。
- 対策の鍵: 志望校がどのような生徒を求めているのか(教育理念)を深く理解し、自分の強みをどうアピールできるかを考える必要があります 。
なぜ、今から知っておくべきなのか?
これらの選抜方法は、一般選抜よりも早く、2月上旬には合否が決定します 。ここで合格を決められれば、精神的に大きな余裕を持って中学卒業までの期間を過ごせます。たとえ不合格でも、一般選抜で不利になることは一切ありません 。
つまり、これらの制度を理解し、早期から準備を始めることは、お子様の合格の可能性を「2倍、3倍」に広げることに他ならないのです。
私たちミライデザインラボ