こんにちは。ミライデザインラボです。
少しずつ気温が高くなってきて、うっかり気を抜くと25度を超える夏日が。
朝晩はちょっと涼しいので、気温差に負けて体調不良なんてことにもなりかねません。しっかり食べて、しっかり睡眠をとって、自己管理していきましょう。
中学3年生向け夏期講習受講予約受付開始
今年もやります。
ちょっとハードな受験対策と中1,中2向けのこれまたハードな個別指導夏期講習。
中学3年生向け高校受験対策講座 愛知県/中1、中2向け夏期講習個別指導 – ミライデザインラボ (mdlanjo.jp)
5~6月雑感
5月のラボは、中学1,2年生のみんなにスポットをあててみました。
まずは小学校から中学校へ進学して、いよいよこれまでの勉強とは違うことをヒシヒシと感じ始めた1年生のみんな。
一つ、小学校の学習と何が違うんだろう?
二つ、中学での学習ってどうすすめていけばいいんだろうか?
三つ、自分で学ぶってつまりどうすればいいんだろう?
こんなことをお話してみました。
果たしてどのぐらいこの話が伝わったのでしょうか。本当の意味でこれらが腹落ちするのはずっと先のことかもしれませんが、しかしそれでも「これまでとは何か違う」ということはきっと感じ取っているはずです。
そのうえで、僕はもう少しがんばったほうがいい、がんばってみよう、と思うか、よくわからないし、めんどくさいからこのままでいいやと思うか。ほんのわずかでも昨日より少しがんばってみる、そしてそれを続けてみる、このわずかな差(それは一日単位にならしてみれば、本当にわずかな努力で良いのです)が、将来ものすごい差になります。
あのアインシュタインが人類の最大の発見と称したもの、何か知っていますか?
「複利効果」です。
複利の力は、本当にすごい力です。たった1%でいいのです。たった1%だけでいいので、昨日の自分よりもちょっとだけがんばってみてください。それを毎日続けていけばどうなるか、試しに計算してみてください。
3年後の自分はとんでもない力を身につけているに違いありません。
毎日たった1%だけ昨日の自分よりも成長する。最初は効果が小さくみえるかもしれないけれど、時が経てば経つほどとんでもない効果がでます。加速度的に、指数関数的に急上昇するグラフがきっと描けることでしょう。複利の力を味方につけると本当にすごいことになりますよ!
そして2年生。
2年生にはもっと実践的なことをしています。
基本ができあがっていないみんなには、なかなかひとりで学習を進めることも難しいところがあります。基本をしっかりとコーチングしていきたいところです。
そこで英語と数学の超基礎を今一度しっかりと丁寧に個別で教えています。
基本をマスターしないままに、新しい知識を積むことはできません。できているように見えるかもしれないけれど、本当の意味で積み重ねることはできません。断言します。
アルファベットが書けないひとに、単語の学習は無理です。
アルファベットが読めないひとに、単語を読むことはもっと無理です。
読めなかったら単語なんて覚えられません(たまに読めなくても覚えられるよ、と屁理屈をこねるひとがいますが、読めないままにスペルを覚えることが絶対にできないってことはありませんが、アルファベットを記号としてそのまんま暗記するよりも発声できて、発声した音を表記するほうがずっとスムーズです。考えるまでもなく読めるほうが格段に単語が入っていきやすいはずです)。
単語が入っていない人は文法をマスターすることも、まして長文読解なんて夢のまた夢です。
それっぽく仕上げることはできるかもしれませんが、そんな状態では少しひねられただけで、あるいは教えられた形以外は対応できないのです。まぁ当たり前。
だから最初は徹底的に基礎。
つまんないと思う?
もっと効率的に成績をあげたいと思う?
みんなそう言うんだよね。
「効率的」とか、「簡単に」とかね。
基礎はやらずに、もっとスピーディーに、効率的に成績をあげたいわけ。
にもかかわらず、みんなは僕らがどれだけ効率的な必殺技を教えてあげてもなかなか実践しないんだよね。実際にいま、基礎なんてつまんないよなぁって思ってるでしょ。それがいかに効率的で、いかに効果的な学習方法だといくら説明してもね。
試しにここでひとつだけ教えてあげる。
もっとも効率的に成績をあげる方法のうちのひとつ。
とりあえず「ながら勉強」やめてごらん。
音楽聴きながら、テレビみながら、Youtube見ながら、友だちと話しながら…などなど。
人間の脳はこういう複数のことを一度に併行して行う「マルチタスク」に対応できないから、集中度合いは落ちるし、それぞれの効果は下がります。だから非効率的です。やらないほうがいい。
でも、きっとみんな試さない。この最も効率的な学習法を。
効率的に成績を上げる方法を知りたいと言っている割には、効率的な手法を取り入れない。
これはつまりみんなが本当に知りたいのは「効率的」な手法ではなく、「楽に成績があがる手法」だってことを意味する。
あると思う?
そういうの。
ない。
ないよ。
あるわけない。
だからラボの2年生で基礎ができていないひとたちには、徹底的に基礎をやってもらいます。これだけは僕が直接、丁寧に、二人三脚します。
まずは日本語からです。日本語がわかってないひとに英語は難しいからです。
それだと英語圏のひとたちはどうやって英語覚えるんだろうか?って思うだろうけど、母国語として英語を扱うひとたちと、僕たちのように第2、第3外国語として、”勉強”するひとではそもそも勝手が違うのはあたりまえ。
その意味では、小さいころから英語と親しんできているひとはある意味でネイティブの英語学習と同じようなことをしてるというわけ(僕らで言うなら日本語をどうやって学んできたかと似ている)。だから、そういうひとたちと、中学校から本格的に英文法を学ぶひとではすごい差ができていることになります(実際できてます)。
よく「文法だけやっても話せるようにはならない」とか「文法なんてやっても無駄」とか言う人がいますが、そんなことはないです。会話ができればそれでいいのなら、文法なんて勉強しなくてもいいかもしれませんし、文法なんて細かく知らなくったって、英語を聴き取って、話すことはできると思います。現にみんなも日本語の文法を知らないままに日本語を自由に操っている。
でもまぁ、英語についてみんなが求めていることはそういうことじゃないし、そういう環境にもない。
あくまでも母国語を使って、第2外国語として英語を勉強している。
普段から聞き慣れない、あるいは発音したことのない音を聞き取り、理解し、伝えるために学習をしているのです。
実を言えば僕も英語を話すことはできません。
日常会話ぐらいならがんばって聴いて、がんばって話すけれど、英語だけの会議や英語での講義は何回受けてもチンプンカンプンです。
でも文法はわかる。
少なくとも中学英文法は教えてあげられる程度にはわかるわけ。
つまりは僕らはそうやって教育をされているということなのです。
話せないけど、理屈はわかる。
それがどのような効果をあげるのかに焦点をあてることは大事だし、日本の教育はこれだから~と愚痴ってもたまになら良いと思うけど、でもだからと言って文法ができなくてもいいということにはやっぱりならないんだよね。
なぜか。
良くも悪くも、みんなが目指している当面の目標が志望高校合格や志望大学の合格だからです。
それらの目標を達成するためにはコミュニケーションがとれるようにはならないお受験英語と揶揄されようが、結局社会に出てからそのまま使える英語じゃないよね、とわかったようなことを言って自己満足にひたろうが、避けて通ることはできない。つまるところ僕らはまだ英文法から逃れられない仕組みに未だになっているのです(その是非についてはここでは議論しませんが)。
目的地によって必要なものが異なることは容易に想像がつくとおもいます。
その目的地にたどり着くために必要となるからこそ文法をおそろかにすることはできないのです。
コミュニケーションが重要なのはみんなわかっているし、日本の英語教育も体裁はすでにコミュニケーション重視になってきています。これまでのような文法だけ教える授業ではありません。それは小中学校の授業を見てもわかると思います。コミュニケーションに重心が移りつつありますよね(それどころか文法がおろそかになってコミュニケーションへ一気に偏りかかってさえいます)。
ところがしかし、だから文法は不要です、ということにはなっていません。
そうなることも当分はないでしょう。
それどころか、残念ながら、まだ日本の教育で最も求められているのはコミュニケーションでなく読み書きなのです。それは入学試験の内容と配点をみたらわかります。
前述したとおり、その是非を判断するのは簡単じゃあないです。
例え、受験対策の中に英文法がないからといって、だから、文法なんてやらなくてもいい、なんて結論づけることは容易にはできないでしょう。
日本人はみんな日本語が話せるけれど、だから日本語の文法を勉強しなくてもいいと結論づけられないのと同じです。僕らの言葉は文化を背負っているし、長い歴史をも内包しているわけですからね。
前置きが長くなったけれど、とにかく日本語からスタート。
そして基礎を徹底的に体に覚えさせる。
話はそれからです。
もちろん数学だって同じ。
2年生の冬までに中学数学と中学英語の基礎をメタルキングかはぐれメタルぐらいにガチガチに硬くしておけば、3年生になってからの受験勉強なんて本当に楽ちんです。
これが最も効率的なやり方であり、いちばん簡単なやり方なのです。
まだラボに来ていないみんなもぜひぜひこういう話を聴きに来て下さい。
そして毎日通ってみてください。
学習習慣こそが、これからのみんなの宝物になること間違いなしです。逆に言えばそれさえ身につければ、基礎と習慣を徹底的にマスターしてしまえば、このままオトナになっても十分です!!
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現在2024年度入会者の受付を行っています。
2024年度のコーチング枠は,残り2枠です。
新学期を迎えてそろそろ勉強もがんばってみようかなと思うひとはすぐに来てください!躊躇してるなんて時間の無駄です。勇気をもってチャレンジしてください。
中学生向けのコースは2つです。
曜日と時間を指定して,個別指導を行う「個別指導コース」と,いつ来てもいいし,いつまでいてもいい学び放題「コーチングコース」の2種類です。コーチングコースでは,とにかく毎日少しずつ通って学習習慣を身につけたり,コーチと学習方法や方略を相談することもできますよ!
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