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室長ブログ

【知らないと損】内申点は定期テストの点数だけで決まらない!愛知県公立高校入試で合否を分ける「評価の観点」とは?

安城市の自立学習型コーチング塾「ミライデザインラボ」です。

2学期の中間テスト、お疲れ様でした。お子様の結果はいかがでしたでしょうか。 答案用紙の点数を見て、「この点数が、うちの子の内申点にどう響くのか…」と、期待と不安が入り混じった気持ちでいらっしゃるかもしれません。

しかし、ご存知でしょうか? お子様の2学期の内申点は、このテストの点数「だけ」で決まるわけでは決してないということを。

もし、あなたが「内申点=テストの点数」とだけ考えているとしたら、それは非常にもったいない、そして危険な勘違いかもしれません。今回は、愛知県の高校入試で合否を分ける「内申点の本当の決まり方」について、その核心を徹底解説します。


■ 多くの保護者様が持つ「内申点」に関する大きな勘違い

「テストで良い点を取れば、内申点は上がる」 これは、半分は正解ですが、半分は間違いです。

現在の学校教育では、文部科学省が定める「学習指導要領」に基づき、生徒の評価は以下の「3つの観点」で総合的に行わなければならない、と定められています。 テストの点数は、この3つの観点のうち、たった一つを測るための指標に過ぎないのです。

では、残りの2つは何なのでしょうか?そして、それらはどのように評価されているのでしょうか。


■ お子様の内申点を決める「3つの観点」を徹底解剖

観点①:「知識・技能」

これは、保護者の皆様が最もイメージしやすい評価項目です。

  • 何で評価されるか?
    • 定期テストの点数
    • 単元ごとの小テスト
    • 英単語や漢字のテスト など

ペーパーテストで測られる、基本的な知識の習熟度や技能がこれにあたります。もちろん、内申点の重要な柱であることは間違いありません。しかし、これは全体の評価の一部でしかないことを、まず認識することが重要です。

観点②:「思考・判断・表現」

ここからが、差がつくポイントです。これは、単に知識を知っているかではなく、「知識を使って、自分の頭で考え、判断し、表現する力」を評価するものです。

  • 何で評価されるか?
    • 授業中の発表や発言
    • グループ学習での貢献度(話し合いをリードした、意見をまとめた等)
    • レポートや作文、新聞づくりなどの提出物の内容
    • 定期テストの応用問題や記述問題、数学の証明問題

例えば、同じ80点のテストでも、単純な知識問題で100点をとり、応用・記述問題で60点をとった生徒と、知識問題で80点、応用・記述問題でも80点をとった生徒では、後者の方がこの観点では高く評価される可能性があります。

観点③:「主体的に学習に取り組む態度」

これが、最も見えにくく、しかし日々の積み重ねが如実に表れる評価項目です。 いわゆる「やる気」や「意欲」と捉えていただいて構いません。

  • 何で評価されるか?
    • 提出物:期限を守っているかはもちろん、その質(丁寧さ、解き直しの跡など)が厳しく見られています。答えを丸写ししただけのワークは、評価が低くなります。
    • ノートの取り方:ただ板書を写すだけでなく、先生が口頭で言ったことをメモしたり、自分なりの図解を入れたりする工夫が見られるか。
    • 授業中の態度:積極的に質問する、人の意見を真剣に聞く、といった学習への前向きな姿勢。
    • 忘れ物をしていないか、など。

中間テストで少し失敗してしまったとしても、この「思考・判断・表現」と「主体的に学習に取り組む態度」の評価が高ければ、内申点で十分挽回できる可能性があるのです。


■ 本当の「内申点対策」とは?

ここまでお読みいただければ、本当の「内申点対策」とは、テスト前に詰め込むだけの勉強ではない、ということがお分かりいただけたかと思います。

  • 日々の授業に、主体的に参加すること。
  • 一つひとつの提出物を、丁寧に仕上げること。
  • テストで間違えた問題を、放置しないこと。

この当たり前の積み重ねこそが、3つの観点をバランス良く高め、結果として内申点を引き上げる唯一の方法です。

私たちミライデザインラボの指導は、まさにこの3つの観点を高めることを目的としています。 ティーチングで「知識・技能」を教えるだけでなく、コーチングによる対話で「思考・判断・表現」する力を引き出し、自立学習の習慣化を通じて「主体的に学習に取り組む態度」を育みます。

「うちの子、提出物が雑で…」
「授業中、あまり発言しないみたいで…」

もし、テストの点数以外の部分でご不安な点がございましたら、それは塾のサポートで改善できる部分かもしれません。 中間テストの結果を踏まえ、期末テスト、そして高校入試に向けた最適な戦略を、私たちプロのコーチと一緒に考えてみませんか? いつでも、お気軽に無料学習相談へお越しください。

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