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ミライデザインラボ

室長ブログ

なぜ、忙しい子ほど成績が伸びるのか?デキる子が実践する「最優先事項を最優先する」という思考法

「部活と勉強の両立で、うちの子は毎日ヘトヘト…」
「やるべきことが多すぎて、何から手をつければいいか分かっていないようだ…」
「あれもこれもと中途半半端になり、結局どれも成果が出ていない気がする…」

安城市で、お子様の忙しい毎日をサポートされている保護者の皆様、こんにちは。
自立型学習塾『ミライデザインラボ』です。

部活動、習い事、山のような宿題、そして塾…。今の中学生は、私たち大人が思う以上に多忙な日々を送っています。その中で、「ただ、がむしゃらに頑張る」だけでは、心も体も疲弊してしまい、思うような成果に繋がりません。

では、同じように忙しい中でも、着実に成績を伸ばしていくお子様は、一体何が違うのでしょうか。 その秘密は、**「時間の使い方」**にあります。具体的には、数ある「やること」の中から、本当に重要なことを見極め、それを最優先するという思考法を身につけているのです。

今回は、お子様の努力を最高の結果に繋げるための、時間管理の秘訣についてお話しします。

あなたのお子様はどのタイプ?時間の使い方「4つの領域」

時間管理の世界には、「緊急度」と「重要度」という2つの軸でタスクを分類する有名な考え方があります。これをお子様の勉強に当てはめてみましょう。

  • 第1領域:緊急で、重要
    • (例:明日提出の宿題、明日の小テストの勉強)
    • いわば「目の前の火事」です。すぐに対応しないと問題になるため、誰でも優先的に取り組みます。多くのお子様は、この領域のタスクに日々追われています。
  • 第2領域:緊急ではないが、重要
    • (例:苦手単元の根本的な復習、実力テストに向けた長期的な学習計画、志望校や将来について考えること)
    • **ここが最も重要です。**すぐには結果が出ませんが、将来の大きな成果に繋がる活動です。成績が伸びる子は、この領域の時間を意識的に作っています。
  • 第3領域:緊急だが、重要ではない
    • (例:一部の友人からの急な誘い、すぐに返信しなくてもよいLINEの通知)
    • 「緊急」に見えるため、つい反応してしまいがちですが、自分の目標達成には直接繋がりません。
  • 第4領域:緊急でもなく、重要でもない
    • (例:目的のないネットサーフィン、長時間のゲームや動画視聴)
    • いわゆる「時間の浪費」です。息抜きは必要ですが、この領域に時間を使いすぎると、本当にやるべきことができなくなります。

なぜ「頑張っているのに伸びない」のか?

「毎日、机に向かっているのに成績が上がらない」というお子様は、その勉強時間のほとんどを**「第1領域(緊急で重要)」のタスク、つまり「提出日直前の宿題」や「一夜漬けのテスト勉強」**に費やしてしまっている可能性があります。

このやり方では、定期テストのような「狭い範囲」のテストでは点数が取れても、本当の実力は身につきません。なぜなら、入試で本当に問われる「総合的な学力」を育むための**「第2領域(緊急ではないが重要)」の活動、つまり「苦手分野の根本的な克服」や「広い範囲の復習」**に全く時間を使えていないからです 。  

常に目の前の火消しに追われ、未来への投資ができていない状態。これこそが、「頑張っているのに伸び悩む」最大の原因なのです。

ミライデザインラボが「第2領域」の時間をデザインする

では、どうすればお子様は、この最も大切な「第2領域」の時間を作り、活用できるようになるのでしょうか。それには、専門家である「コーチ」の存在が不可欠です。

私たちミライデザインラボは、お子様が「第2領域」の活動に集中し、本当の実力を育むための最適な環境と指導を提供します。

  1. AIが「本当に重要な課題」を特定する 「どこから復習すればいいか分からない」という状態では、第2領域の学習は始められません。私たちのAI教材は、お子様の膨大な学習データから、本人も気づいていない「つまずきの根本原因」を正確に特定します。これは、まさに「緊急ではないが、最も重要な課題」を見つけ出す作業です。
  2. コーチが「実行できる計画」を一緒に作る やるべきことが分かっても、一人で計画を立て、実行するのは困難です。私たちのコーチは、AIが示した課題に基づき、お子様と対話しながら、部活や学校生活と両立できる無理のない学習計画を一緒にデザインします。これは、評価する「先生」ではなく、目標達成を支援する「伴走者」としての関わりです。
  3. 対話を通じて「学ぶ目的」を明確にする なぜ、今この勉強をする必要があるのか?その目的が明確でなければ、第2領域のような地道な努力は続きません。コーチは、「将来どんなことをしてみたい?」といった対話を通じて、お子様の中から**「何のために学ぶのか」という内発的な動機を引き出します**。この「未来の自分」というゴールこそが、最優先事項に取り組むための最も強力なエネルギー源となるのです。

まとめ:忙しい毎日から、未来を創る毎日へ

お子様の時間は有限です。その限られた時間を、何に使うか。その「優先順位」を決める力こそが、これからの時代を生き抜く上で、学力以上に大切なスキルかもしれません。

私たちミライデザインラボは、単に勉強を教える場所ではありません。お子様が、日々のタスクに追われるだけの毎日から抜け出し、自らの意思で「最優先事項」に取り組み、未来をデザインしていくための「思考法」と「習慣」を身につける場所です。

「うちの子の時間の使い方、このままでいいのだろうか?」 「努力を、最高の結果に繋げてあげたい」

そう思われたら、ぜひ一度、私たちの「無料学習相談会」にお越しください。お子様にとっての「最優先事項」は何か、専門家の視点から一緒に考え、未来へのロードマップを描くお手伝いをさせていただきます。

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