こんにちは。
安城市でコーチング型の学習塾「ミライデザインラボ」を運営している、てしまです。
期末テストが近づいてきましたね。
この時期、教室ではあちこちでこんな声が聞こえてきます。
「やばい、全然終わってない…!」
「時間が足りない!何からやればいいかわからない!」
そう、みんな焦っています。
でもそれでいいんです。
焦りは悪者ではありません。
問題は、“焦り方”を間違えることなんです。
■ 焦りは「エンジン」になる
人間の脳は、“危機感”があるときに一時的に集中力が上がります。
テスト前に焦るのは、自然な反応。
むしろ、「ちょっと焦ってる状態」こそが最も集中できるモードです。
ただし、焦りがピークを越えると“パニックモード”になります。
「もう無理だ」「何も入ってこない」と思い始めたら要注意。
エンジンが空回りして、逆に燃料切れを起こします。
だから大切なのは、「焦りを制御する」こと。
そのために、ラボでは3つのステップを教えています。
■ ① 「見える化」して、頭の中を整理する
焦っているとき、頭の中は“やらなきゃリスト”でいっぱい。
「理科も英語も終わってない!」
「ノートまとめもできてない!」
その結果、どれも手をつけられなくなります。
そんなときは、紙に書き出してみましょう。
- 今やるべき教科
- まだ時間がかかりそうな単元
- 明日やること
頭の中にあるものを見える形に出すだけで、焦りの7割は消えます。
人は「見えないもの」に一番不安を感じる生き物だからです。
■ ② 「いまここ」に戻す
焦っているときの脳は、たいてい“未来”を見ています。
「明日のテストやばい」「全部間に合わないかも」。
でも、未来は考えても進みません。
そんなときは、“いまここ”に意識を戻すこと。
- まず、深呼吸3回
- 机の上を整える
- 目の前の1ページに集中する
コーチングの世界では、これを「グラウンディング」と呼びます。
不安で浮ついた心を“いま”に戻す練習。
この3分が、焦りを冷静さに変えるスイッチになります。
■ ③ 「完璧」を捨てて、“7割で進む”
テスト前の焦りの正体は、「全部やらなきゃ」なんです。
でも実際、全部はできません。
だから、最初から“7割でいい”と決めてください。
完璧を目指すほど、手が止まります。
7割でも“動き続ける”ほうが結果につながります。
たとえば、
- 苦手単元を1つだけ選んでやる
- 1ページを完璧にするより、3ページをざっと見る
- 時間を区切って“終わらせる練習”をする
ラボでは「動きながら修正する」学び方を大切にしています。
勉強も人生も、止まるより進むほうが強い。
■ お父さんお母さんへ
テスト直前、子どもがピリピリしていたら、
一歩引いて“焦りを共感”してあげてください。
「緊張してるね。でも、よくここまでがんばったね。」
このひとことだけで、子どもの中の“自己否定の焦り”が和らぎます。
焦っているときに必要なのはアドバイスではなく、理解です。
安城市のコーチング学習塾ミライデザインラボでは、
保護者向けの「親と子のコーチング相談会」も開催しています。
“結果を追う関わり”から“心を支える関わり”へ。
そんな切り替えを、一緒に練習しています。
■ まとめ:焦りは、味方にできる。
焦りをゼロにしようとするのではなく、
焦りを“集中の合図”に変える。
1️⃣ 書き出して頭を整理する
2️⃣ いまここに戻る
3️⃣ 完璧を捨てて7割で進む
この3つで、焦りはあなたの味方になります。
安城市で「テスト前に焦ってうまくいかない」「緊張に弱い」と感じている方へ。
ミライデザインラボは、心と行動を整えるコーチング学習塾です。
点数を上げる前に、“自分を整える力”を育てましょう。
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