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ミライデザインラボ

室長ブログ

中学生に「勉強しなさい!」は逆効果?お子様のやる気を引き出す、親の関わり方3つのコツ

「早く勉強しなさい!」

リビングに響くその言葉に、お子様はため息をつきながら部屋へ向かう…。でも、本当に集中して勉強しているのか、気になってしまう。

安城市で子育てを頑張る保護者の皆様、こんにちは。自立型学習塾『ミライデザインラボ』です。

これは、思春期のお子様を持つご家庭で、本当によく聞かれるお悩みです。お子様の将来を思うからこそ、つい口にしてしまうこの言葉。しかし、言えば言うほどお子様のやる気が削がれ、親子関係までギクシャクしてしまう…そんな悪循環に陥っていませんか?

実は、子どもの学習意欲は「何を言うか」よりも「親がどう関わるか」で大きく変わります。今回は、数多くのお子様と保護者様を見てきた私たちの経験から、お子様のやる気を自然に引き出す「親の関わり方」のコツを3つご紹介します。

コツ1:命令する「管理者」から、一緒に未来を考える「コーチ」へ

多くの場合、「勉強しなさい」という言葉には、「何を」「いつ」「どれくらい」という具体的な指示が含まれていません。これでは、お子様にとって勉強は「親から与えられた、やらなければいけない作業」になってしまいます。

ここで試していただきたいのが、「What(何を)」を問うのではなく、「Why(なぜ)」を一緒に考える関わり方です。

「将来、どんなことをしてみたい?」 「〇〇高校って、楽しそうだよね。どんな部活があるんだろう?」

このように、お子様の興味や未来の話から対話を始めてみてください。そして、その夢や目標を実現するための一つの「手段」として、勉強があることを繋げて話すのです。

勉強が「親のためのもの」から「自分の未来のためのもの」に変わったとき、お子様の中に本当の学習意欲、つまり**「自立して学ぶ力」**が芽生え始めます 。親の役割は、命令することではなく、お子様が自ら目標を見つけるための「コーチ」になることなのです。  

コツ2:心配で「先回り」するのをやめ、「信じて任せる」サポーターになる

「計画は立てたの?」「宿題は終わった?」

心配のあまり、学習の進捗を細かく管理したくなる気持ちは、痛いほどよく分かります。しかし、過度な管理は、お子様が自分で計画を立てて実行する「自己管理能力」を育む機会を奪ってしまいかねません 。  

保護者の方にお願いしたいのは、学習の「やり方」は専門家とお子様自身に任せ、ご家庭では「安心して学べる環境」を作るサポーターに徹することです。

  • 栄養のある食事を用意する
  • 勉強に集中できる静かな環境を整える  
  • 勉強以外の他愛ない話を聞いて、心の拠り所になる

「塾に任せているから大丈夫」と、どっしり構える姿勢が、逆にお子様の「自分でやらなきゃ」という責任感を育てます。ある保護者アンケートでも、「子どもの自主性を尊重したい」という声が多く聞かれます 。お子様の力を信じて、少し距離を置いて見守る勇気が、お子様の成長を大きく促すのです。  

コツ3:結果だけを「評価」するのではなく、努力の「プロセス」を具体的に褒める

テストの結果を見て、「80点だったのね、次は90点を目指しなさい」と声をかけるのと、「この難しい問題を解けるまで、1時間も集中できたんだね。すごいじゃない!」と声をかけるのとでは、お子様の受け取り方が全く違います。

私たちはつい点数という「結果」に目を向けがちですが、お子様のやる気を育むのは、そこに至るまでの「プロセス」を認める言葉です。

しかし、「具体的にどこを褒めたらいいか分からない」という方も多いでしょう。実際、多くの保護者様が「塾で子どもが何をしているか分からない」という不安を抱えており、最も求めているサポートは「子どもの成績管理」であるというデータもあります 。  

この不安を解消し、効果的に褒めるために、**学習状況の「見える化」**が非常に有効です。

私たちミライデザインラボでは、AI教材の学習データを活用し、「今週、お子様がどの単元をどれだけ頑張ったか」「どこでつまずき、どう乗り越えたか」を保護者様と共有しています。この客観的なデータがあることで、「苦手な二次関数から逃げずに、何度も挑戦していたね」といった、具体的で心に響く声がけが可能になります。

この「データに基づいたコミュニケーション」こそが、「この塾は、うちの子のことを本当によく見てくれている」という信頼に繋がり、お子様の自己肯定感を高める鍵となるのです 。

 

まとめ:お子様の未来を、一緒にデザインするために

今回ご紹介した3つのコツは、突き詰めれば**「お子様を一人の人間として尊重し、その可能性を信じる」**ということに尽きます。

  1. 未来を語る「コーチ」になる
  2. 環境を整える「サポーター」になる
  3. プロセスを認める「理解者」になる

私たちミライデザインラボは、単に勉強を教える場所ではありません。お子様が「自ら学ぶ力」を身につけ、保護者様と私たちがお子様の成長を支える最高のチームとなる、そのための「未来をデザインする研究所」です。

「子どもへの関わり方、これでいいのかな?」 「うちの子のやる気スイッチは、どこにあるんだろう?」

もし少しでもそう感じたら、ぜひ一度、私たちの「無料学習相談会」にお越しください。お子様一人ひとりの個性と可能性を見つめ、ご家庭に合った最適な関わり方を一緒に考えていきましょう。

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