『親ラボ』を始めるにあたって
こんにちは。ミライデザインラボ代表のてしまです。
このたびは、新ブランド『親ラボ』を立ち上げるにあたりまして、これからしばらく親と子のコーチングのお話をさせていただきたいと思います。
『親ラボ』の構想はずーっと前からありました。
親ラボが何をするもので、どんな意味があるのかはこれから少しずつ書いていきますが、要するにこれは「親と子のコーチング」という親子関係にアプローチする対人支援のスキルを探求するブランドです。
最近、親と子のコーチングと長い間向かい合ってきた者として、いよいよこれを本格的にみなさんに知ってもらいたい、知ってもらうタイミングが来たなぁということを強く感じることが多くなりました。
新たにコーチングに触れる人、興味を持ってくれるひとが、まちがったコーチングに出会うことがないように、とりわけ親子関係にスポットをあてたコーチング的な関わりを知ることができるように、少しでも尽力したいなと思うのです。
コーチングというのは技能(skills)でありながら、しかしそのひとつひとつは技芸(arts)であると僕は考えています。誰かに教授され理解する。いくらかのロールプレイで体得できる、というようなものではありません。
毎日、繰り返し訓練し、本当に少しずつ技として磨いていく、そういうものです。
次の30年は、誰も知らない、想像も出来ない30年でしょう。
その30年を生き抜く子どもたちが、まっすぐに生きていくために僕たち親は全力をつくさなくてはならない。だからこそ親子のコーチングを多くのひとに学んでもらいたいと思っています。
僕は長いこと、子どもたちと向き合う仕事をしてきました。大学で学生支援を始めてから、そして今学習塾という場所にいながら、ずっと思っていたことがあります。
「子どもたちが本当に必要としているものは、学習計画やテスト対策よりもっと深いところにある」ということです。これからの30年は、僕ら大人が経験してきた時代とはまったく違う景色になるはずです。
変化のスピードも、社会のルールも、人間関係の在り方も、ぜんぶ、これまでの常識では測れないものになります。
正直にいえば、僕らの世代はその変化から逃げ切れるのかもしれません。

なんとかなるでしょう。でも──
子どもたちは違う。
彼らは、その時代のただ中を生きていく。だからこそ、僕らが今「何を残せるか」は、とても大事な問いになるのだと思うのです。
僕には、ひとつの願いがあります。
子どもたちには、自分の人生を自分で選び取る力を身につけてほしい。
誰かの正解ではなく、「自分はどう生きたいのか」を、自分で考え、選び、動ける人になってほしい。
もちろん、失敗することもあるでしょう。迷う夜もある。逃げたくなる日だって当然あります。
そんなとき、支配でも放任でもなく“協力”という関係でそばにいてくれる大人が必要です。
僕が“コーチング”という関わり方を重視するのは、まさにそのためです。コーチングは、子どもを変える技術ではありません。子どもが自分の人生を歩く力を、 自分のペースで育てていくための「対話の土台」です。
自分で考え、自分で決め、自分で動き、その結果をきちんと受けとめる。
時には仲間と協力し、ときには“敵だと思う人”とも向き合い、より良い未来をつくっていく。
そんな生き方を選ぶのは、子ども自身です。
僕らはただ、そばで灯りを掲げ、迷ったときに戻ってこられる場所 をつくるだけです。
それを『親ラボ』という名前で、ひとつの形にまとめました。
子どもを支えるために──
まずは親が安心し、整い、“協力関係”を取り戻せる場所をつくりたい。これは、子ども・親・僕らの 三者のWin-Win-Winを本気で実現したいという、ちょっと欲張りな願いから生まれた取り組みです。
親ラボでは、物語とコーチングの知恵を通して、皆さんと一緒に「子どもの未来のための関わり方」を探していきます。
どうか肩の力を抜いて、あなたのペースで読んでください。
これから、『親ラボ』を始めます。
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