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ミライデザインラボ

室長ブログ

勉強が続く子と続かない子の“たった一つの違い”

――やる気じゃなくて、始め方です。

こんにちは。
愛知県安城市で学習塾をやっているおじさんです。(てしまです)

今日は「勉強が続かない問題」について。
安城市の保護者の方からもよく相談されます。
最初はやるんだけど、3日で消える。テスト前だけスイッチ入る。で、終わる。
あるあるすぎて泣けますが、結論から言うと――続く子と続かない子の違いは能力でも性格でもなく、始め方です。そこだけ。ここだけ。いやほんとに。


やる気は“結果”であって、スイッチじゃない

最初にショッキングなお知らせを。
「やる気が出たらやる」は、永遠に始まりません。やる気って、たいてい動き始めた後に湧いてくるんです。先に火がつくことも稀にあるけど、レアガチャです。

だからミライデザインラボ(安城市のコーチング学習塾)では、まずやる気を待たない
・教科書を開く。
・シャーペンを持って日付を書く。
・英単語を3つだけ書く。
これでOK。3分でいい。3分“だけ”でいい。
この3分が、作業興奮とかなんとかの力で、10分→30分に勝手に増殖していきます。魔法じゃなくて、脳の仕様です。


続く子は「気合」じゃなくて「リズム」で動いている

続かない子は、気分に寄りかかりがちです。「今日はノらない」ってやつ。
続く子は、時間に寄りかかる。「19:30になったら机に座る」。以上。
ここにドラマはありません。毎日、同じ動作を、同じ時間に、同じ場所で。歯磨きと同じ。“自分のリズム”をつくるのが正解です。

部活だって時間が決まってるから行くんであって、やる気が湧いたから行くんじゃない。勉強も同じ。
リズム > 気合。安城市の塾探しで迷っているお父さんお母さん、ここは覚えておいていいところです。


入口は小さく、出口は広く

勉強が続かない子の典型は「最初にハードルを上げすぎ」。
「毎日2時間!」「問題集1冊!」――はい、3日で散ります。立派な宣言ほど短命。

逆に続く子は、入口を笑えるくらい小さくします。
「5分だけ」「1問だけ」「単語3つだけ」。
で、始める。やってみたら10分になった。30分になってた。
この“勝手に伸びる”を設計するのがコツ。やる気の増殖路線です。

実例。中2のAくんは「英単語3つ」から。
3週間後、「気づいたら30分やってた」状態が普通になりました。
そう、「できた」が積み上がると自己信頼が増えて、次の自分を後押しする。これが習慣化の正体です。


「誰の勉強か」を取り戻す

もう一歩大事な話。
“やらされ勉強”は他人の勉強。“自分のための勉強”になった瞬間、持続力が生まれます。
だからコーチングを使う。質問でスイッチを返す。

「なんで勉強するんだっけ?」
「今日いちばん結果を出したい教科はどれ?」
「それ、5分でどこまで行けそう?」

問いは、主語を親→子に戻します。
安城市の学習塾ってたくさんあるけれど、うち(ミライデザインラボ)の売りはここ。
正直、教えるのはどこでもできる。でも決めるのは本人です。ここを外すと、全部が空回りします。


親の声かけ、ここだけ変えよう

命令をやめて、問いにする
×「いつになったら勉強するの?」
○「今日はどの教科からやるつもり?」

結果の称賛をやめて、プロセスを承認
×「100点すごいね!」
○「自分で開始時間を決めて座れたの、いいね」

親が“待つ勇気”を持つと、子は“決める勇気”を持ちます。
急かすほど、主語が親に戻る。待てば戻るのは主語と、責任感。地味だけど効きます。


反論タイム:「いや、うちの子は本当にやる気ゼロで…」

わかります。うちも昔そうでした。(ここだけの話)
それでも3分だけやってみてください。3分でいい。
「机に座って、教科書を開いて、日付とページを書く」――ここまでで1分半。
英単語を3つ書いたら、はい3分。終了。
で、やめてOK。やめていいんです。
大事なのは、“始めた”という事実を毎日刻むこと。
この“自分との約束を守れた”感覚が、翌日の自分を連れてきます。


それでも動かない日、のハック集

姿勢から入る:椅子に座って背筋を伸ばすだけ。脳は姿勢の影響を受けます。
タイマーは3分:長いと逃げます。短いと笑って押せます。
音を消す:通知を切る。静けさは“集中の温室”です。
最初の1問は“超カンタン”:勝ち癖をつける。いきなりボス戦はしない。

このあたりを、安城市の塾(うちです)の自習環境で、半ば強制的にやってもらったりもします。慣れるまでね。


ここからは本音:塾は“スイッチ”にはなれるが、“代走”にはなれない

塾に来れば成績が上がる、みたいな宣伝、よく見ます。
気持ちはわかる。けど、塾はスイッチ係です。代わりに走ることはできません。
学校の先生の授業を毎日受けていても成績が伸びない子がいるのに、週2回の塾だけで魔法が起きるなら、僕は今ごろノーベル賞です。(それはそれで欲しいけど)

でも、始め方を変えることはできます。
“主語を本人に戻す”こともできる。
これが刺さると、ちゃんと伸びます。静かに、でも確実に。


まとめ:今日からの3ステップ(これだけやればOK)

  1. 3分で始める(日付・ページ・単語3つ)
  2. リズムで座る(毎日同じ時間に“とりあえず”机へ)
  3. 主語を自分に戻す(問いで決める/親はプロセス承認)

安城市で「うちの子、続かないんだよなぁ」と悩んでいる方へ。
ミライデザインラボは“やる気を作る仕組み”を一緒に整えます。
安城市 コーチング学習塾として、点数の先にある「自分で学べる人」をつくるのが仕事です。
派手なことは言いません。3分からやりましょう。そこから全部、始まります。


追伸:相談どうぞ

「勉強の始め方」をまず整えたい方、オンラインで15分だけ無料相談やります。(営業ゼロ宣言)
「安城市 塾」と検索して迷子になってる方もどうぞ。
お問い合わせはこちら:support@mdlanjo.jp

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