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室長ブログ

頭が切れるの正体は質問力だった。

「頭が切れる」の正体は『質問力』だった。“最高の質問術” には3つの重要原則がある。 – STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

STUDY HACKERからの引用です。

コーチングやセルフコーチングにおいて最も大切なことのひとつが「問い」です。
客観的な視点からの問いに対して,考えることで,新たな発見や見えていなかった道筋が見えてくるということは良くあることです。

というかこれがコーチングの最大の利点でもあるわけです。

会議などで,あのひと頭がいいなあと感じるときがあります。
そういうときって,多くは「その人が自分にない視点や切り口で質問しているとき」じゃあないでしょうか。

同じ資料を見て,同じ説明を受けているのに,自分はそこ疑問にも思わなかったなぁというところにツッコミを入れられるひとって「頭良いなぁ」って感じるんです。

子どもでも同じです。
目の前の課題に対して,自分事としてより鮮明により詳細にイメージをつくっている子どもたちは,あたりまえに疑問を持ちます。

反対に他人事のように話を聞いて,真剣に考えていなかったり,詳細までイメージができない子どもたちは疑問もわかないのです。疑問もわかないから自分はわかっていると思ってしまったり,いざ実行にうつそうとしたときに初めて現実に直面して,あれ?これってどうやるんだっけ?ここはどう考えたらいいんだろうか?と後から疑問がわいてくるのです。

客観的な視点からの問いを立てること。
主観的な視点からの問いを立てること。
いずれも大切でいずれも必要なものです。持つべき視点はたくさんあるほうが,ヌケモレダブリを防ぎやすいですし,新しい発展を生みやすいのです。

ポイントは「事実」をまず切り分けること。
これは年齢に限らず,問題に直面したり,課題を与えられたと感じたとき,まず提示された内容がどの程度事実であって,どの程度解釈が混ざっているかを確認するような問いを創ります。
「それは事実なのかな?」という直球でもOKです。


次に,「分解」すること。成績が悪いことを問題に感じるのなら,その問題をしっかり分解するような問いを立てるのです。「成績が悪いってつまりどういうこと?」「あなたにとって悪いって具体的にどういうこと?」という感じです。

そして分解されたことに対して,自分は何ができるのか?今あるリソースはなんだろうか?というふうにより具体的に行動指針を作っていきます。

これはまさにコーチングのプロセスそのものですね。
1on1コーチングを学ぶことで,問いを立てることへの楽しさや興味もわいてきますし,的確な質問ができるようにもなりますよ。

興味があるひとはぜひ,コーチング研修へどうぞ。

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