計算はできるんです。
たし算も、ひき算も、わり算も、やればそれなりにできる。
計算ドリルなら、そこまで困らない。
なのに、文章問題になった瞬間、手が止まる。
親から見ると、不思議なんですよね。
「計算はできるんだから、できそうなのに」
「ちゃんと読めばわかるでしょ」
「何がわからないのか、こっちがわからない」
でも、ここにはわりと大きな勘違いがあります。
文章問題で止まる子は、
算数ができないわけではありません。
もっと正確にいうと、
数字の計算と、文章問題を解くことは、実はかなり別の作業なんです。
文章問題では、まず読まないといけない。
しかも、ただ読むだけじゃ足りません。
何が書いてあるのか。
何が条件なのか。
何を聞かれているのか。
どの情報が大事で、どれがまだ使わない情報なのか。
そういうものを、頭の中で整理しないといけない。
つまり文章問題は、
「数字を計算する問題」でもあるけれど、
その前に、ことばを整理する問題なんです。
ここが抜けると、子どもは止まります。
式が立てられない。
何をしたらいいのかわからない。
合っている気がしない。
だから、動けない。
しかも厄介なのは、ここで大人が焦ることです。
「で、何を聞かれてるの?」
「線引いてごらん」
「これは前もやったでしょ」
「なんでそこで止まるの?」
悪気はないんですよ。ほんとに。
ただ、家で教えると、親はどうしても答えに向かって急いでしまう。
でも、止まっている子に必要なのは、
たいてい“正解”じゃない。
どう読めばいいか。
どう整理すればいいか。
どう考え始めればいいか。
その入口なんです。
たとえば、
「この問題、結局なにを聞いてる?」
「数字じゃなくて、状況を言葉で説明してみて」
「図にするとしたら、どうなる?」
そんなふうに、思考の最初の一歩をいっしょに作っていく。
ここが育ってくると、子どもは変わります。
いきなり点数が爆上がりする、みたいな派手な話ではないかもしれません。
でも、確実に変わる。
問題文を前より落ち着いて読むようになる。
すぐに「わからん」と投げなくなる。
自分なりに図を書こうとする。
「こういうこと?」と、考えを言葉にし始める。
この変化は、地味です。
でも、むちゃくちゃ本質的です。
そして僕は、ここが育つ子は強いと思ってる。
なぜなら、これって算数だけの話じゃないからです。
文章を読んで、状況を整理して、筋道を立てて考える。
それは、この先の勉強でも、日常でも、ずっと使う力です。
ただ問題を一問解くためだけの技術じゃない。
その子の「考える土台」そのものなんだよね。
もし今、
計算はできるのに文章問題で止まる。
答えは合っていても、どう考えたかを言えない。
家で教えると親子ともにしんどい。
でも、今さら塾を増やすのもどうなんだろう。
そんなふうに感じているなら、
一度、見方を変えてみてもいいかもしれません。
それは「算数が苦手」なんじゃなくて、
ことばで考える型が、まだ育ちきっていないだけかもしれないからです。
ミライデザインラボの「ことばで考える算数」は、まさにそこを育てるための少人数クラスです。
対象は小学4〜6年生。
毎週日曜午前の60分。
月額9,900円で、1名から開講、途中参加もOK。
いきなり申し込みではなく、まずはLINEで「うちの子に合うか」を相談できる形になっています。
この講座は、ただプリントを解かせる場ではありません。
問題文を読み、整理し、言葉にする。
そのプロセスを、対話を通して育てていく講座です。
すぐに式を立てさせるのではなく、何が書いてあるのかを言語化するところから始める設計になっています。
「うちの子、まさにこれかも」
そう思ったなら、たぶんその直感は外れてないです。
大げさなことは言わないけど、
こういうつまずきって、放っておくと“苦手意識”に育つ。
逆に、早めに入口を作ってあげると、子どもは案外すっと動き出します。
今のうちの子でも大丈夫かな。
その確認からで十分です。
まずはLINEで、
「算数相談」
と送ってみてください。
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