am、are、isは覚えた。playやlikeが一般動詞なのも知っている。でも、英文を作ると「I am play tennis.」になったり、疑問文でAreとDoのどちらを使うか迷ったりする。
このつまずきは、単語の意味だけを覚えても解消しにくいところです。まず肯定文を2種類に分け、それぞれを疑問文・否定文へ変える操作を並べて確認します。
この記事では現在形の基本を扱います。最後の練習まで進めると、どこで混ざっているかを自分で確かめられます。
まず、英文を2種類に分ける
中1で学ぶ基本の文は、中心になる動詞で大きく2種類に分けられます。
be動詞はam、are、isなどです。主語と、その人・物の名前、状態、場所などをつなぎます。
- She is a student.:彼女=生徒
- We are happy.:私たち=うれしい状態
- My bag is on the desk.:かばん=机の上にある
一般動詞はplay、study、have、like、knowなどです。動作だけでなく、「持っている」「好む」「知っている」のような状態を表す語もあります。
そのため、「動いている内容なら一般動詞」とだけ覚えると、likeやknowで迷います。最後は、文の中心にam・are・isを使うのか、それ以外の動詞を使うのかで見分けます。
1つの基本文に、動詞をそのまま2つ置かない
よくある間違いを見てみます。
I am play tennis. ×
amとplayを、どちらも文の中心としてそのまま並べているため、この形にはしません。「私はテニスをします」はplayを選びます。
I play tennis. ○
一方、「私は忙しいです」には動作を表す一般動詞がありません。主語Iと状態busyをつなぐamが必要です。
I busy. ×
I am busy. ○
まず日本語から単語を全部拾うのではなく、「誰が」と「どうする・どんな状態」を決め、中心になる動詞を1つ選びます。
主語に合わせて動詞の形を決める
be動詞も一般動詞も、主語によって形が変わります。
一般動詞では、主語がhe、she、it、またはそれと同じ1人・1つで、現在のことを表すとき、動詞にsなどをつけます。これが三単現です。
「be動詞か一般動詞か」を決めた後に、主語を見てam・are・is、またはplay・playsを選ぶ。この順番にすると、考えることを分けられます。
疑問文は、前に出すか、Doを加えるか
be動詞の疑問文では、be動詞を主語の前へ出します。
一般動詞の疑問文では、文の先頭にDoまたはDoesを加えます。Doesを使うと、後ろの一般動詞は原形に戻ります。
「Are you play tennis?」とはしません。元の肯定文が「You play tennis.」という一般動詞の文なので、疑問文でもDoの仲間を使います。
否定文は、notを置く場所を見る
be動詞の否定文は、be動詞の後ろにnotを置きます。
She is not busy.
一般動詞の否定文は、do notまたはdoes notを一般動詞の前に置きます。doesを使った後ろの動詞は原形です。
I do not play tennis.
He does not play tennis.
「He does not plays tennis.」とはしません。三単現の役割をdoesが受け持つため、playsをplayへ戻します。
「be動詞と一般動詞は一緒に使わない」の例外に見える文
学習が進むと、次のような文も出てきます。
I am studying English.
この文は正しい英文です。現在進行形では、be動詞と動詞のing形を組み合わせて「今〜している」を表します。「am studying」をひとまとまりとして考えます。
今回区別しているのは、現在形の基本文で「I am play」のようにbe動詞と一般動詞の原形をそのまま並べる間違いです。「絶対に同じ文に出ない」と覚えず、進行形など別の文法では組み合わせることもある、と分けておきましょう。
4問で、混ざっている場所を確認する
次の問題を、先に自分で書いてから答えを開いてください。
- I(am / play)tired. の正しい語を選ぶ
- She(is / likes)music. の正しい語を選ぶ
- He is kind. を疑問文と否定文にする
- Ken plays soccer. を疑問文と否定文にする
答えと考え方を確認する
1:I am tired.
tiredは「疲れている状態」。Iと状態をつなぐamを使います。
2:She likes music.
likeは一般動詞。主語がSheなのでlikesです。
3:Is he kind? / He is not kind.
元がbe動詞の文なので、疑問文ではisを前へ出し、否定文ではisの後ろにnotを置きます。
4:Does Ken play soccer? / Ken does not play soccer.
元が一般動詞の文。Kenはheと同じ扱いなのでdoesを使い、playsはplayへ戻します。
正解数だけで終わらせず、間違えた理由を一つ選びます。
- be動詞の選び方で迷った
- 一般動詞かどうかを見分けられなかった
- DoとDoesを選べなかった
- Doesの後ろを原形に戻し忘れた
理由がわかれば、英語を全部最初からやり直さなくても、次に確認する内容を絞れます。
今日の英文3つで練習する
教科書や最近のテストから、be動詞の文、一般動詞の文、間違えた文を1つずつ選びます。
- 主語に下線を引く
- 文の中心になる動詞を丸で囲む
- be動詞か一般動詞かを書く
- 疑問文と否定文に変える
- 主語をIからheなどへ変え、動詞の形を確認する
一度に何十問も解くより、同じ文を変化させると、肯定文・疑問文・否定文の関係を確認できます。翌日は、答えを隠して別の3文で試してください。
英作文で主語の次に何を置くか迷う場合は、英作文の語順を整理する記事へ。英語全体の戻る順番は、中学生の英語は何から勉強すればいい?で確認できます。
まとめ
be動詞と一般動詞が混ざるときは、次の順番で考えます。
- 主語を決める
- be動詞の文か、一般動詞の文かを決める
- 主語に合わせて動詞の形を選ぶ
- 疑問文なら、be動詞を前へ出すか、Do・Doesを加える
- 否定文なら、be動詞の後ろにnotを置くか、do not・does notを加える
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