高校受験の英語は、全員が同じスタート地点ではない

中3だから過去問から。

とは限りません。

中1・中2文法が十分なら、長文や入試問題を増やしていい。
三単現や過去形があいまいなら、そこを確認してからのほうが早い。

高校受験の英語は、「今の学年」ではなく「今の理解度」からスタート地点を決めたほうがうまくいきます。

中学英語のやり直し方そのものを整理したいなら、先に中学生の英語は何から勉強すればいい?を読んでおくとつながりやすいです。

高校受験英語の勉強をどこから始めるか考えている中学3年生

まず英単語

入試問題を読むには単語が必要です。

ただし、単語だけを何週間もやってから次へ進む必要はありません。

単語は毎日少しずつ続けながら、文法や読解も並行して進めます。

一日に大量に覚えるより、何度も見直す前提で進めたほうが続きます。

次に中学英文法の確認

高校入試では、中学3年間の文法が混ざって出ます。

なので、

  • 一般動詞
  • be動詞
  • 三単現
  • 過去形
  • 助動詞
  • 不定詞
  • 比較
  • 受動態
  • 現在完了
  • 関係代名詞

などを順番に確認します。

ただし、用語を言えることより、その文法を使った英文を読める・作れることのほうを重視したいところです。

英作文を入れる

高校受験対策というと、長文をたくさん読みたくなります。

でも、短い英作文もかなり役に立ちます。

「私は昨日図書館へ行きました。」
を英語にする。

「彼は昨日図書館へ行きました。」
に変える。

「彼は昨日図書館へ行きましたか。」
に変える。

こうやって少しずつ条件を変えると、文法を自分で使う練習になります。

長文は文の構造を意識する

長文問題では、全部をきれいな日本語に訳すことだけを目標にしません。

主語と動詞を見つける。
修飾部分を分ける。
接続詞の前後を見る。

一文ずつ構造を確認します。

最初は時間がかかっても構いません。

慣れてくると、長い英文でも中心となる部分を見つけやすくなります。

過去問は最後まで取っておかなくていい

過去問は、中3の最後にだけやるものではありません。

一度早めに解いてみるのもありです。

目的は合格点を取ることではなく、

「入試ではどんな問題が出るのか」

を知ることです。

その結果、

単語が足りない。
長文で時間がかかる。
英作文が書けない。

などがわかります。

その情報をもとに、もう一度普段の勉強へ戻ります。

おすすめの順番

基本的には、

  1. 現在の理解度を確認
  2. 英単語を毎日続ける
  3. 中学英文法を整理
  4. 短い英作文
  5. 長文読解
  6. 過去問
  7. 間違えた分野へ戻る

この流れです。

一方向に進んで終わりではありません。

過去問をやったあと、また文法へ戻ることもあります。

それでいいんです。

単語文法長文過去問を組み合わせて受験勉強を進めている中学生

中3夏休みなら

夏休みの段階では、基礎文法の確認に時間を使っても大丈夫です。

むしろ2学期以降、入試問題を本格的に増やす前に、中1・中2の大きな抜けを見つけておいたほうがいいでしょう。

また、「そもそも英語がだいぶしんどい」という感覚があるなら、中学生の英語がやばいと感じたらから読み始めても構いません。

まとめ

高校受験の英語は、いきなり過去問を大量に解けばいいわけではありません。

  • 単語
  • 文法
  • 英作文
  • 長文
  • 過去問

を順番に使いながら、必要なところへ戻ります。

一番最初に確認したいのは、「自分はどこまでできているのか」です。

そこがわかれば、受験までの時間をかなり使いやすくなります。

現在地をざっくり確認したいなら、30問診断も使えます。

ほかの学習記事もまとめて見たいときは、中学生の勉強・成績ガイドからどうぞ。