中学3年生の夏が終わりに近づくと、いよいよ高校入試が現実味を帯びてきます。
部活動を引退した。進路希望調査が始まった。模試や実力テストの結果が気になってきた。周りの友達が受験勉強を始めたように見える。
そんな時期になると、保護者の方からも、こんな声が聞かれます。
「入試対策は、今から始めても間に合うのでしょうか」
「定期テストの勉強はしているけれど、受験勉強は何をすればいいかわかりません」
「塾には通っているのに、入試問題になると手が止まります」
9月からの入試対策が早いか遅いかは、日付だけでは決まりません。
大切なのは、残された時間の中で何をするかです。
これまでの内容を最初から全部やり直そうとすれば、時間はいくらあっても足りません。一方で、自分がどこで止まりやすいのかを確認し、入試で使う形に学び直していけば、9月からでもできることはあります。
定期テストで点が取れても、入試問題では止まることがある
定期テストと高校入試では、求められる力が少し違います。
定期テストは、基本的に出題範囲が決まっています。学校のワークや授業プリントを中心に勉強し、覚えるべき単語や公式、解き方を絞って準備できます。
一方、高校入試では、中学3年間の内容が範囲になります。
どの単元の知識を使えばいいのか。
問題をどの順番で解くのか。
わからない問題に何分まで使うのか。
見直しの時間をどう残すのか。
知識を覚えているだけでなく、限られた時間の中で選び、使い、答えにする力が必要です。
そのため、定期テストでは点が取れているのに、実力テストや模試になると点数が下がる子もいます。
これは、必ずしも努力不足ではありません。
習った内容が、決められた範囲では使えても、初めて見る問題の中ではまだ使えない状態なのかもしれません。
入試対策では、知識を増やすことだけでなく、今まで学んだことを問題の中で使う練習が必要になります。
英語は、単語と文法を「長文の中で使う」
中3になると、英単語や文法の知識はかなり増えています。
ところが、長文問題になると、急に読めなくなる子がいます。
知らない単語が出てきたところで止まる。最初から全文を日本語に訳そうとする。長い文になると、主語と動詞がわからなくなる。設問と本文のどこが関係しているのか見つけられない。
こうした状態では、単語帳や文法問題だけを繰り返しても、入試の長文読解にはつながりにくいことがあります。
入試英語で必要になるのは、すべての単語を完璧に理解してから読むことではありません。
文の中心を見つける。
前後の内容から意味を推測する。
設問で何を聞かれているかを確認する。
本文の中から答えの根拠を探す。
時間を意識して読み進める。
単語や文法を、長文の中で使える知識に変える必要があります。
英作文や並べ替え問題でも同じです。
文法用語を知っているだけではなく、主語と動詞を決め、英語の語順で文を組み立てられるかが問われます。
入試対策では、文法をもう一度説明してもらうだけでなく、実際の問題の中で使い直すことが大切です。
数学は、難問より先に「取るべき問題」を安定させる
高校入試の数学というと、難しい関数や図形の問題を解けるようにしなければならないと思うかもしれません。
もちろん、応用問題への対応も必要です。
ただし、その前に確認したいのが、計算問題や基本的な小問を安定して取れているかどうかです。
符号を間違える。
途中式を省いて計算が崩れる。
問題文の条件を読み落とす。
図に書かれた情報を整理できない。
ひとつの難しい問題に時間を使いすぎる。
こうした失点が続いている場合、難問を増やすより先に、基本問題を正確に解く手順を整える必要があります。
数学の入試対策では、答えが合ったかどうかだけを見ても十分ではありません。
問題文のどの条件に注目したのか。
どの考え方や公式を選んだのか。
どの段階で手が止まったのか。
別の問題でも同じ考え方を使えるのか。
考えた道筋まで確認することが大切です。
解けなかった問題についても、解説を読んで終わるのではなく、必要な単元まで戻り、もう一度自分で使ってみる必要があります。
問題をたくさん解くだけでは、同じ間違いが残る
受験勉強では、問題演習の量も必要です。
ただ、問題をたくさん解けば、それだけで点数が上がるとは限りません。
間違えたあとに答えを書き写す。解説を読んで「わかった」と思う。そして次の問題へ進む。
このやり方では、似た問題が出たときに、また同じ場所で止まることがあります。
入試対策で必要なのは、間違いを消すことではなく、間違えた理由を見つけることです。
知識を忘れていたのか。
問題の意味を読み違えたのか。
使う公式を選べなかったのか。
時間がなくて焦ったのか。
途中式や根拠を確認しなかったのか。
原因によって、戻る場所は変わります。
そして、確認したあとには、別の問題でもう一度使ってみる。
「解く」「止まった理由を見つける」「必要なところへ戻る」「使い直す」。
この流れを繰り返すことで、間違いが次の問題に生かされるようになります。
9月からは、勉強のやり方を入試仕様に変えていく
9月から入試本番までは、まだ数か月あります。
しかし、学校の授業、定期テスト、内申、模試、過去問など、やるべきことは増えていきます。
だからこそ、すべてを同時にやろうとするのではなく、段階を分けて考えます。
最初は、答案や問題演習を通して現在地を確認する。英語と数学のどこで止まりやすいのかを見つけ、優先順位を決めます。
次に、入試形式の問題の中で知識を使う練習へ移ります。覚えているかどうかだけでなく、時間の中で思い出し、選び、答える練習です。
入試が近づいてきたら、自分のミスの傾向を把握し、どの問題から解くか、どこまで粘るか、どう見直すかを自分で判断できる状態を目指します。
入試対策は、難しい問題を教えてもらうだけの時間ではありません。
自分の得点の取り方をつくる時間です。
少人数だから見える「手が止まった瞬間」
大人数の授業では、答えが合っているかどうかは確認できても、なぜ手が止まったのかまでは見えにくいことがあります。
問題文を読んだところで止まったのか。
解き方を選ぶところで迷ったのか。
計算の途中で崩れたのか。
わからなくても質問できずにいたのか。
ミライデザインラボの愛知県立高校入試対策ゼミは、定員8名の少人数クラスです。
すぐに答えを渡すのではなく、自分で考える時間を確保しながら、表情、ノート、答案、手の動きを見ていきます。
また、ほかの生徒の考え方に触れることも、少人数クラスの良さです。
自分とは違う解き方を知る。どこを根拠に考えたのかを聞く。自分の説明を言葉にする。
ひとりで問題を解くだけでは得にくい学びがあります。
愛知県立高校入試対策ゼミは、2026年9月スタートです
ミライデザインラボ安城本校では、中学3年生を対象に「愛知県立高校入試対策ゼミ」を開講します。
毎週金曜日19時から、週1回120分。英語60分、数学60分のセット講座です。
英語では、長文を読む順序、根拠の探し方、文法や語順を入試問題の中で使う練習、時間を意識した演習を行います。
数学では、計算問題を安定して取るための手順、関数・図形・文章題の条件整理、解けなかった問題への戻り方を確認します。
月額は19,800円(税込)、定員は8名です。
定期テストでは点が取れるのに、入試形式になると手が止まる。解説を読めばわかるけれど、自分だけでは解き切れない。英語長文や数学の応用問題に、どう向き合えばよいかわからない。
そんな中3生に向けた講座です。
なお、中1・中2の内容まで深く戻る必要がある場合や、1対1で見た方がよい場合には、無理にゼミをおすすめしません。受講前に現在地を確認し、スポット授業や個別指導を含めて、その子に合う方法を考えます。
まずは、公式LINEの友だち追加だけで大丈夫です
受講するかどうかを、今すぐ決める必要はありません。
まずは公式LINEを友だち追加し、日程、料金、空き状況などの募集情報を受け取ってください。
メッセージを送らなくても大丈夫です。友だち追加だけで、受講申込みにはなりません。
必要になったときに質問し、それから受講を検討できます。
中3の9月から、英語と数学を「習った知識」から「入試で使える力」へ変えていく。
愛知県立高校入試対策ゼミについて、詳しくは特設ページをご覧ください。
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