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室長ブログ

計算ドリルでは不十分!?「算数脳」を鍛える4ステップ

数の概念をおしえるのに計算だけでは不十分であるという記事を見つけました。

計算ドリルでは不十分!? 小学校入学までに「算数脳」を確実に鍛える4ステップ (kodomo-manabi-labo.net)

中学校の数学では、計算や数という基礎のうえにそれを使ってもう少し大きな概念を理解することに繋げていきますから、計算や分量、序数、などの理解は不可欠なんですよね。

小さな頃から、「1」というものが「ひとつ」という数を表したり、「1番目」といった順序を表したりすることをお父さんやお母さんとの会話の中ですこしずつ学んでいくことが大事なのですね。

以下は、足し算、引き算を理解するのに僕が効果的だと思っている方法です。記事でも似たようなことを言っていますが、このような訓練をすると計算速度はもちろんのこと、数をカタマリというか、まとまりで覚えられるので、数字だけ見て、イメージがわきやすくなります。

まずは「10」が何からできているのかを「知る」ことを目指してください。
知る、というのは「考えて計算して導く」よりもずっと原始的で、直観的です。10は、5と5からできているのを「5+5=10」から導くのではなくて、頭の中にイメージを持っておく感じです。

10個のおはじき等を、2組に分けたときの画像イメージを焼き付けましょう。

0-10、1-9,2-8,3-7,4-6,5-5,の5パターンです。
これをイメージとして頭に持っておいて、定着するまでおはじきで遊んで下さい。絵でもいいですよ。「5」を音として「ご」で覚えるのではなくて、「*****」というイメージで覚えるのです。少し数字になれている小学生ぐらいのお子さんなら、足して10になる計算をたくさんすると良いかもしれません。

そのうち、10になるペアを覚えるのではなくて、知っている状態になります。計算しなくても、4のペアは6と瞬時に出てくる感じです。

知っているペアが増えていくと、もっと大きな計算も素早くできるようになりますよ。

ちなみに100ます計算を毎日やっていると、次第に速度があがってきますが、これがものすごく速い子達は、0+0から9+9までのペアをほとんど知っているんですね。

余談ですが、中学生になったら「二乗の数」を覚えておくと良いですね(こっちは暗記でOKです)。
19の二乗ぐらいまでの数を覚えておくと、いろいろ便利です。

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